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父と買った20歳の一足。僕の人生を歩いてきたトリッカーズ |革靴編 #3

更新日:2025.11.21

Writer. 矢崎 洋

文・写真

高橋 陸

Riku Takahashi

一つ前の記事はこちら

静かな詩が足元から響く――僕とカルマンソロジーの物語|革靴編 #2

CALMANTHOLOGY(カルマンソロジー)|“言葉なき詩集”に魅せられて 「お洒落は足元から」。その言葉に導かれ、僕が辿り着いたのは——日本が誇る革靴ブランド、CALMANTHOLOGY(カルマンソロジー)。 これま […]

Tricker’s — a quintessential British shoemaker.

https://www.gmt-tokyo.com/pages/trickers

今回は僕が20歳の時に出会い、僕が高級革靴の沼にハマり始めるきっかけとなったトリッカーズをご紹介します!

トリッカーズとは

  • 英国靴の聖地イギリス・ノーサンプトンの高級革靴ブランド
  • ノーサンプトン出身の革靴ブランドは他にクロケット&ジョーンズ、チャーチなどがあるがトリッカーズが1番歴史が長く、約200年続く老舗ブランド
  • 創業当初から、堅牢で長持ちする靴を作ることで知られ、農場主や貴族のカントリースタイルに支持されてきた。

トリッカーズとの出会い

初めてトリッカーズの存在を知ったのは専門学生の頃、インスタでフォローしていた革靴好きな方の投稿でトリッカーズのカントリーブーツを見つけました。

当時は高校生の頃から愛用しているドクターマーチンを相棒にしていたけど、あまりのかっこよさに一目惚れ…
ネットでいくらか調べてみたところ、『え、8万…?』
そんな買い物したことない自分はこれは無理だなと諦めていました。

しかしひとつ思い出したことが…
昔父親とたわいもない会話をしている時に聞いたことがある話で『俺大学生の頃親父に5万の革ジャン買ってもらったんだよね〜』と自慢げに話していたんです。

それを思い出した僕は希望の光が見えた気がしました笑

20歳の誕生日を迎える前、母親を通じて頼んでみようと試みました。

父親も納得してくれるよう話し方も作戦を立てて、誕生日・成人祝い・内定祝い、諸々含めて8万のブーツを買って欲しいとお願いしたところ無事成功。
20歳の誕生日に父親と渋谷で合流してカントリーブーツを買いに行きました。

トリッカーズのお気に入りポイント

他のブランドにはないような、『重厚感×ドレッシー』ここが掛け合わさる理由は何かというと

・重厚感→厚めのソールと丸いシルエット
・ドレッシー→トリッカーズといえば最大の特徴のメダリオン(穴装飾)

ここが合わさることでボテっとした男らしさに綺麗目な要素が入ってくるという個人的黄金バランス。
そしてなにより、もちっとした履き心地!
足に吸い付いてくるんです、この靴。
履く瞬間が1番気持ちいい!!

僕のストーリーズから
#髙橋の靴  #足元倶楽部
のトリッカーズの日!

こんな感じでパンツの裾をギュッと絞ってブーツを魅せることにこだわった着こなしをすることが多いです!

最後に

20歳のころから履き続けてもう8年。
僕の中でもとても思い入れのある一足です。

PEEK-A-BOOに入社して1年目の頃からも足元だけは1番かっこつけてやろうと思ってずーっと履いてきました!
ある意味僕の持っている靴の中で唯一、美容師人生を全て共に歩いてきた靴ですね笑
これからもお守りのように僕を支えてくれたらなと思います!

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