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”あれ、いつの間にかすごい入り込んでしまった”そんな映画を観た経験はありませんか?
本当にあったストーリーを観ることで、勇気や希望が湧いてくる。
同時に、とあることに対しての印象や見え方も変わってくると思います。
今回は、そんな実話映画を紹介します。

『パッドマン』

SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INCから抜粋

『パッドマン』

監督:『R・バルキ』
主演:『アクシャイ・クマール』

あらすじ

「愛する妻を救いたい――。」
その想いはやがて、全女性たちの救済に繋がっていく。

インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミは、貧しくて生理用ナプキンが買えずに不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため、清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。研究とリサーチに日々明け暮れるラクシュミの行動は、村の人々から奇異な目で見られ、数々の誤解や困難に直面し、ついには村を離れるまでの事態に…。それでも諦めることのなかったラクシュミは、彼の熱意に賛同した女性パリーとの出会いと協力もあり、ついに低コストでナプキンを大量生産できる機械を発明する。農村の女性たちにナプキンだけでなく、製造機を使ってナプキンを作る仕事の機会をも与えようと奮闘する最中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる――。

この映画のストーリー】

インドの小さな村で新婚生活を送る主人公のラクシュミ貧しくて生理用品を買えず不衛生な布を使用してたのをきっかけに妻を救うため清潔で安く手に入るナプキンを作ろうとする。(当時はかなりナプキンが高価なものだった)日々、研究とリサーチをしていくうちに村の人からは異様な目で見られるようになる。ついに村を追い出され、それでも諦めずに研究を重ね、その熱意に賛同したパリーという女性に出会う。低コストで量産できる機会を発明することができ苦難を乗り越えた先に彼に待っていた結末とは、、、

この映画の見どころ】

実際の話をもとに作られた映画で、まず私が感じたのは国が違うとこんなにも生活文化が違うのかということ。(インドでは女性が生理になると一切誰とも会わずに家に閉じ込められる)衝撃でした。そしてラクシュミが自分のプライドも家族からも見捨てられながらも自分の信念を曲げずにつき進む姿が本当にかっこいいです。

この映画の見どころ】

実際の話をもとに作られた映画で、まず私が感じたのは国が違うとこんなにも生活文化が違うのかということ。(インドでは女性が生理になると一切誰とも会わずに家に閉じ込められる)衝撃でした。そしてラクシュミが自分のプライドも家族からも見捨てられながらも自分の信念を曲げずにつき進む姿が本当にかっこいいです。


『ビリーブ 未来への大逆転』

SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INCから抜粋

『ビリーブ 未来への大逆転』

監督:『ミミ・レダー』
主演:『フェリシティ・ジョーンズ』

あらすじ

時は1970年代、アメリカ。女性が職に就くのが難しく、自分の名前でクレジットカードさえ作れなかった時代に、弁護士ルース・ギンズバーグが勝利した、史上初の〈男女平等〉裁判。なぜ、彼女は法の専門家たちに〈100%負ける〉と断言された上訴に踏み切ったのか?そして、どうやって〈大逆転〉を成し遂げたのか?
ルースを演じるのは、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞®にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。彼女を信じ、支え続けた夫のマーティンには『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマー。さらに、『ミザリー』のオスカー女優キャシー・ベイツが伝説の弁護士役で出演。貧しさと差別をバネに、弱い立場の人々と手を組んで、権力に立ち向かうルースの逆転劇に、心の拳を高く振り上げずにはいられない。

貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人で、女子トイレすらなかった。家事も育児も分担する夫のマーティンの協力のもと首席で卒業するが、女だからというだけで雇ってくれる法律事務所はなかった。やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティンがある訴訟の記録を見せる。ルースはその訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出るのだが──。

この映画のストーリー】

貧しいユダヤ人家庭に生まれたルースは亡き母の言葉『すべてに疑問をもて』という言葉を胸に努力をかさね名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時は生徒500人に対して女性は9人という時代で家事も育児も分担をしてくれる旦那マーティの協力もあり首席で卒業をする。だが女だからと言う理由で雇ってくれる事務所はなく、やむなく大学教授になる。70年代になり男女平等の講義に力を入れる。弁護士という夢を捨てきれず、ある訴訟をきっかけに自ら弁護をかってでるが、歴史を変える一歩となるのか、、、。

【この映画の見どころ】

実話をもとに描かれておりを支える家族には本当に感動。まだまだ性差別はなくなってはいないけど過去に沢山の人達が戦ってくれたおかげで今があるんだなと思いました。

この映画を選んだ理由.観た感想】

女性は是非観てほしい!こんな生き方したい!!
その後公開された『RBG』という映画が彼女のドキュメンタリー映画があり、この作品も素晴らしいので観ていただきたいです!
そしてモデルとなったギンズバーグ最高裁判事は2020年9月18年に亡くなりました。ご冥福をお祈りします。


『ホテル・ムンバイ』

ギャガ株式会社から抜粋

『ホテル・ムンバイ』

監督:『アンソニー・マラス』
主演:『デヴ・パテル』

あらすじ

インドの巨大都市ムンバイに、臨月の妻と幼い娘と暮らす青年アルジュン(デヴ・パテル)は、街の象徴でもある五つ星ホテルの従業員であることに誇りを感じていた。この日も、いつも通りのホテルの光景だったが、武装したテロリスト集団がホテルを占拠し、“楽園”は一瞬にして崩壊する。500人以上の宿泊客と従業員を、無慈悲な銃弾が襲う中、テロ殲滅部隊が到着するまでに数日かかるという絶望的な報せが届く。アルジュンら従業員は、「ここが私の家です」とホテルに残り、宿泊客を救う道を選ぶ。一方、赤ん坊を部屋に取り残されたアメリカ人建築家デヴィッド(アーミー・ハマー)は、ある命がけの決断をするのだが──。

この映画のストーリー】

2018年11月26日ムンバイで起こった同時多発テロ。その一つがインドの5つ星ホテル、タージマハルでテロリストにより占拠される。人質は宿泊客500人と従業員。特殊部隊の到着は数日後、宿泊客を守るため残った従業員達。部屋に取り残された赤ん坊を救う為命がけで助けに向かう父と母。これは『誇り』と『愛』をかけた3日間の脱出劇。極限の状況で人はこんなにも人を想えるのか、、、。

この映画の見どころ】

息を忘れるほどの緊張感。
この映画を鑑賞するまでテロが起きてたことすら知らなかった。
人があんなにも容易く人を殺めるシーンはみてて凄くショックでした。
極限の状況の中、人は国籍、人種、宗教を超え改めて1人の人として生きているという事、色々な事を考えさせられる映画です。
それぞれのキャストの迫力の演技が本当に素晴らしい。

この映画を選んだ理由.観た感想】

実話でこんなに重い話は観終わった後引きずりますね笑
宿泊客を命がけで守るホテルスタッフには感動しかありません。誰しもが生にしがみつきたくなるはずなのに、、。
そしてこの作品の特徴が加害者目線でも描かれていること。決して許される行為ではないことだが、何らかの思考の洗脳や不安や人間らしさが垣間見えるシーンがある。
その後も当時生き残ったスタッフは誇りを持ちホテルで働いている。


Writer.

映画リサーチはおまかせあれ1人映画を愛する女の子
sns:
銀座中央通り店

中央通り店スタイリスト兼メイクアップスーパーバイザー 。作品のストーリーはもちろん、監督や俳優の役作りや想いなども色々リサーチしちゃいます笑
映画館の空間が好きすぎて住みたいくらい!1日3本観るときも笑
涙腺弱めな29歳。

あとがき

ノンフィクション映画は実話だけにすごく胸に刺さる作品が多いですよね。
当時の時代背景に基づいているので今の時代に生きているありがたみや今の自分が幸せであることに気づかされます。
ノンフィクション映画は考えさせられる作品が多くて良い意味で自分を見つめ直すきっかけになりそうですね。
私たちも色々な映画にもっと触れていきたいと思います!

by beauty salon
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