
著者:森見登美彦
価格:¥737(税込)
この本の内容
「知り合いから妙なケモノをもらってね」籠の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて、先代より預かったと言う”家宝”を持った女が現れて・・・(水神)。底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。
この本を読もうと思ったきっかけ
森見登美彦さんの作品が好きで、片っ端から読んでいこう!とした中の一冊です。笑
本の裏にもあるあらすじを読んで、不思議で奇妙な感じしかしない感じがそそられました。
この本の好きなところ
短編集というのを知らずに最初は読んでいたのですが、それぞれの作品には、「ケモノ」や古道具やの「芳蓮堂」などがでてきていて、緩やかな繋がりも出て来ます。
話自体は繋がってはいませんが、どこか繋がるのではないかという期待感が最後まで止まりませんでした。
1作品、1作品謎が多く、ちょっとモヤッとした感じが残ります。ホラー映画を見終わった後、気持ちが静かに落ち着いている、ズーンとした感じ?あんな感じの気持ちになります。笑
モヤッとした感じが残ると言いましたが、それは嫌なモヤッと感ではないのです。
「あれは何だったんだあろう・・・」と言うような不思議な感覚です。
私がこの短編集の中で好きな話は一番最初の「きつねのはなし」と2番目の「果実の中の龍」です。(一つに絞れませんでした笑)
感覚で感想を述べてしまったので、よくわからなかった。と言う方はぜひ読んで体験していただけたら嬉しいです!


