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トレンドに本質を添える by 小林穂乃果

更新日:2026.10.11

Guest

小林 穂乃果

Honoka Kobayashi

Guest

伊藤 雨潔

Sayuki Ito

一つ前の記事はこちら

初心の気持ちを今も。これからも。by澁谷アスカ

PEEK-A-BOO 原宿ハラカドの澁谷アスカが、ONE店で活躍する鳴澤 良介に聞く「初心」の話。 初対面から感じた圧倒的なエネルギー、川島先生のもとで培った“お客様起点”のスタンス、そして外部講習で広げた視野 […]

今回の「LOOK at me!」は、原宿ハラカド 小林穂乃果さんが、ONE店 伊藤雨潔さんにインタビュー。

専門学生の時からお世話になっていたので、スタイリストになったのをきっかけに、一度しっかりお話ししたいなと思い指名したそうです。学生時代の思い出から始まり、今の小林さんの成長についても楽しそうに話をしていたお二人でした。

是非、最後までご覧ください。

原宿ハラカドの小林穂乃果です。よろしくお願いします。

ONE店の伊藤雨潔です。よろしくお願いします。
ありがとうございます。この度は、昇格おめでとうございます。

ありがとうございます。


01|専門学生の頃から続く、ふたりの関係

なぜ私を指名してくださったのかな?(笑)

えっと、そう、先にしゃべるとしたら……。

緊張しなくていいよ!!!

専門学生の時からお世話になっていたので、スタイリストになったのをきっかけに、一度しっかりお話ししたいなと思って。しっかりお話ししたい……なんて言えばいいですか? っていう感じで、お声がけさせていただきました。

嬉しい!!!はい、ありがとうございます。

ありがとうございます。質問は、えっと、いきなり質問でいいですか?

今の話に対して返した方がいい?

返してください。

今回、ほのちゃんからこの対談の話をもらって、本当にうれしかったです。っていうのも、今言ってくれたように、学生の時からずっと来てくれてて。無事うちに入社して、しかもまさかの私と同じ店舗に配属して、一緒に……でも何か月だったかな、働いたよね。

少しでした!半年ぐらいですね。

半年ぐらいか。半年だけど、結構思い出たくさんあって、いろんなことやらかしてて(笑)。入社して最初のほのかを見てたからこそ、原宿に異動して、うんと頑張ってる姿を見て。しっかり伊東さんのアシストもして、晴れて先生のアシスタントとしてONEに来た時は本当にうれしくて。先生にもすごい気に入ってもらってて、サロンワークも頑張ってたし。デビューしたっていう経緯が、もうシンデレラストーリーレベルでうれしくて。これ長くなるとあれだから(笑)。美容師の卵の時から見てるほのちゃんから、こういうお話もらって、すごいうれしかったっていうのは、そういう経緯もあったので。今日、何でも聞いてください。

はい、お願いします!!!

えっと、……皆さん何個ぐらい質問してました?

いや、何個でもいいよ。全部聞いちゃって!(笑)

はい。じゃあまずは、雨潔さんが美容師を……めっちゃ普通なんですけど、みんなが聞いてるようなことかもしれないんですけど。

知りたいんでしょ?(笑)


02|美容師として、一番大切にしていること

はい。雨潔さんが美容師を続けている中で、一番大切にしていることは何ですか?

一番大切にしていることは、やっぱり人を喜ばすこと。
目の前のお客様だけじゃなくて、仲間もそうだし、美容師として生きてる中で、友達とか家族にもそうだし、とにかく人に対して喜んでもらうことを大切にしていて。自分がそれを好きだから。そもそもの性格もあるけど、サプライズとかも好きだし、その人を喜ばせることでハッピーになってもらう。それが自分の中で一番大切にしていることなんだけど。
最近はやっぱりそこに付け加えて、人を幸せにしたり、喜ばせたりするためには、自分が幸せでいないといけないっていうことを、生きていてすごく感じるから。自分が幸せでいて、かつ相手にも幸せになってもらうっていうことが、美容師として一番大切にしていることです。

ありがとうございます。幸せですか?(笑)

幸せです。(笑)

そうですよね!雨潔さん、いつも幸せそうだから!!!

それに加えて、どうしていつもそういうハッピーオーラみたいなのが出てるんですか?

思ってないでしょ?(笑)
なんかさ、嘘くさく感じるんだよね!!(笑)

いつもこれ言われるよね。『どうしていつもそんなに元気なの?』って。真面目に、どうしてだろう。いつもハッピー、元気……。


03|スタイリスト1年目。「今が一番きつい」

じゃあ逆に、落ち込む日はありますか?

今? 大人になって?

はい。

あるある。怪我したりすると落ち込むし、自転車で転んだ時も落ち込んだね。
今パッと思ったのは、やっぱり満足してもらえなかったかな、とか。
最近はそこまでないけど、アシスタントじゃなくてスタイリストになってから落ち込むとしたら、自分が魔法使いじゃないっていう瞬間にすごい落ち込む。
夢とか希望とかを何でもかなえてあげたい。美容師としてね、ヘアを通して。
でも、それができなかった時。自分の技量ももちろんあるけど、素材的に難しいとか、お断りしなきゃいけない時が落ち込むっていうか、自分的に悲しいっていう瞬間はある。
多分、今ほのちゃんが聞きたい『落ち込む』っていうのは、そこまで最近はガクンって落ち込まないけど、やっぱり自分の技術の足りなさをまだまだ痛感した時。
大先輩たちも一緒に働いてるし、先生にも叱られる瞬間も今でも全然あるから、その時は気持ちがグッと落ちるというかね。
ハッピーじゃなくなる瞬間はあるけど、それがあるからバネになって頑張れてるっていうのもあるから。でも、ちゃんと落ち込みます(笑)
あとは、人生一度きりだから。もちろん落ち込む時はあるけど、だったら楽しく生きてた方がいいじゃん、っていうのがあるし。シンプルに、根っから生きてて楽しいから。
そういうふうにハッピーに見られたり、楽しく、幸せそうに見えるかもしれないけど、あとは好きなこととか、好きな人とか。自分の機嫌は自分で取るじゃないけど、そういうものを周りに置くようにしてるというか。
多分みんなやってると思うけど、それを結構顕著にやってるタイプだと思う。
嫌いな人を作らないようにはしてるけど、でも合わないなっていう人は絶対いるから。生理的に無理だったり、波長が合わないなっていう人とは、あんまり関わらないようにしたりとか。
そういう人と時間を過ごすぐらいだったら、好きな人と過ごしたり、好きなことをして生きてると、自然と幸せな気持ちになれる。あなたもそうでしょ? そういうタイプでしょ?

そうですね。確かに自然とやってると思います。

ほのちゃんもそう。まだ、我々浅いからね、人生。

そうですね。

でも、私から見たらほのちゃんはいつもハッピーでニコニコしてて、逆に落ち込むことある?

落ち込むことはあんまりないんですけど、でもスタイリストになった今、アシスタントも含めて全部で、今が一番きついです。

そうなんだ。

アシスタント時代よりも今の方が、全然……なんていうんだろう。きついっていうか、きつさは別ですけど。
気持ち的に。アシスタントの一番上の時って、もう一番じゃないですか?
自分が一番、ピラミッドでいうと上で。忙しいというか、伊東さんのアシスタントもしてて、一番やってるし、っていう感じだったけど、今は一番下だから。なんかきついな、みたいな。
きついっていうか、まだ最初なんで、最初はみんなそうだよ、みたいな感じですけど。

痛感してるんだ。

痛感してます。

そうなんだ。アシスタント時代、店舗も変わっちゃったからね。ご飯行こう行こうって言っても、なかなか行けなかったけど。結構大変な時期があったように私は見えてて、すごい心配してたのね。大丈夫かな、続けられるかなって。でも、その時のことを思い出しても、今がつらい?

なんというか、つらさが違いますからね〜。
暇がつらいって感じです。

違うつらさだよね!

今日お客さんいないけど行くんだ、みたいな。別のつらさはあります。

なるほどね。冒頭で、アシスタント時代から含めて今がつらいって言ったことは、本当のことだと思う。多分、今まで経験してない新たなつらさだから、対応できないんだろうね。
乗り切るしかないから大丈夫。何でも1年生はあるから。また1年生やってる感じだよね。
楽しんだ方がいいよ、それを。

はい、楽しみます。

うん。また今度ご飯行きましょう。

はい、ありがとうございます!


04|デビューしても変わらないこと

次は、スタイリストになってからAD(アートディレクター)になった今でも、続けていることはありますか?

スタイリストになってからADになった今でも続けていることね。そういうのないんだよね。
なんかさ、毎日絶対ハサミを拭いて1日を終わらせるとかあったら、職人っぽくていいなと思うんだけど。
なんか、今を生きすぎてて。
ずっと続けていること…。
集客っていうか、『来て』っていう。名刺を配ることはずっとやってるかも。チャンスがあれば、というか。
最初の頃は、それこそ売上が欲しくて。今ももうちょい売上欲しいけど(笑)
そういう感覚で生きてきて、予約枠を埋めたくて。
今も同じ行動はしてるけど、今の感じは、一人でも多くの人を幸せにするっていうのが、もともと私の夢というか、根底にある使命感だと感じて生きているから。
デビュー当初は、ぶっちゃけ売上のために集客したけど、今は、自分のこの技術でみんなを幸せにしたいっていう気持ちで。数字にもつながるけど、本質的なところで名刺を配れたり、声をかけられている自分がいるのはある。
続けているのはそこかな。それ以外に、行動的なことはあまりやってないかも。マインドはずっと一緒だから。インスタをずっと上げてるとか言いたかったけど、サボってるし(笑)

今も、名刺は配ってますか?

配ってるよ。じゃあ一つ教えてあげるけど、先生でも配ってるから、今でも。
それを知ってるのもあるし、自分で自然とやってることもあるけど。
目の前では見ないけど、その話はずっと聞くし。
だから、会社に名刺を作っていただいてるから、配りまくりましょう。

名刺の方がいいんですか? なんか時代が……。

時代で言うと名刺じゃなくてもいい。
今はインスタを交換するとかでもいいけど、でも名刺は価値があるものだと思うから。
それが帰り道にポイッと捨てられようと、渡したっていうことに意味があるというか。
言ったことに意味がある、じゃないけど。言霊じゃないけど、名刺にもそういうパワーが私はあると思うから。
今の時代はSNSがあるから、インスタの交換、LINEの交換でもいいけど、物として残させたらいいんじゃない?

はい、やってみます。

やらなそうな返事でした(笑)
でも、やるの。ほのちゃんはちゃんと頑張るんだけどね!

はい(笑)


05|デビューした今だからこそ、やるべきこと

スタイリストデビューした私に、これだけは大事にした方がいいというアドバイスがあればいただきたいです。雨潔さんがスタイリストデビューした時に、何を一番大切にしていましたか?

ずっと集客してる。やばい(笑)。なんかね、集客してないってずっと言ってたんだけど、こうやって振り返ると、集客してたんだなって思って。
デビュー当初って言われると、当初はノルマをクリアしたかったから。
数字においては集客だね。だから、いろんな人に連絡しまくる。
デビュー当初っていうタイミングを利用する。

どういうふうに利用するんですか?

『デビューしたから来て』って言って。私はもうずっと連絡を取ってなかった小学校の友達から、中学校、高校、専門学校。専門は美容師の仲間だけど、来てくれるかもっていう感覚で。
ちょうど私のデビュー当初に流行ってたSNSがFacebookで、インスタができる前だったの。Facebookって、今のインスタも似てるけど、『知り合いかも』みたいな感じで、誰かとつながってると勝手におすすめしてくれるじゃん。
『うわ、懐かしい、小学校の友達じゃん』って。
『デビューしたからさ、来て』って言って。
何でもない時に『来て』って言うよりも、『デビューした』っていうきっかけがあれば、
『久々に会いに来てよ』とか。そういうきっかけを利用するといいかも。

すごい(笑)

当時の苦労は、すごい覚えてる。
それプラス、デビュー当時でしょ。まあ、練習はしてたかな。カットが遅かったから、何分で切れるようにするとか。
アシスタントも手伝ってもらえなかったから、タイムを測って。
練習プラス、デビューしたからって練習しなくなるわけじゃなくて、練習プラス集客をずっとしてたかな。遊びにはまだ行けてなかったね。

割合でいうと?

2、8……いや、1、9ぐらいかな。遊び1、集客と練習9って感じかな。

私も名刺を配ってなくても、連絡はしてます。

何月デビューだったっけ?

4月です。

4月。4、5、6、7……4か月目だ。そっか。いや、全然まだいけます!

いけますか?

いけるいけるいける。全然大丈夫。新婚でも1年ぐらい新婚って言えるから(笑)
だから大丈夫。

あとは、飲食店とかの店員さんにも名刺は配る。たまにやった方がいいよ。

そうですよね!

あとは? 今思いついた質問でもいいんだよ?


06|「売れた」と思う瞬間は、まだない

今思いついたのは、『私、売れ始めたかも』って思った瞬間は、どんな時ですか?

売れ始めたかもって思う瞬間、ない!
今でも売れてると思わない。

売れてると思います!

私は売れてないよ。もっと売れてる人たちいっぱいいるから。『売れたな』って思う瞬間はない。
数字はただの数字で、ノルマであって。それをクリアしたからって、売れてるって思ったことはないから。死ぬ時に思うんじゃない?

いや、でも死ぬ時も『売れてたかな?』って死ぬかもしれないし(笑)。多分、売れてない。まだまだもっと売れたい。
でも、素の答えだな。別に格好つけてるわけじゃなくて。
売れたなって思う瞬間は全くないんだけど、インスタを私が必死にやったりとかしたら、バズるかもしれない。でも、バズることを好んでないからやらないのかもしれない。っていう話は後でするとして。
売れてるっていう感覚はないんだけど、『うまくなったな』って思う瞬間はある。まだ下手だよ。全然、先生とかに比べたらね。
私もアートディレクター1年生だったから。今年で2年生になったけど。アートディレクターっていう層に入ったけど、その中の一番下だから。
ほのかからしたら先輩だけど、私は私のフィールドがあって、その中の一番下だから、私も分かる。去年の1年間ずっとモヤモヤしてたし。
ひとつクリアしたと思ったら、また次。もう連続だから。
それはそれで、ちょっと楽しんでほしいんだけど。

そういう時はありますね。

あるよね。ちょこちょこターニングポイント……ターニングポイントっていうほどじゃないけど、仕事してて『うわ、これか』みたいな。
最近カットが早くなったとか。。なんか楽しいっていうか、面白くなる。
お客さんのランクが上がって、売上が上がった、みたいなこととはまた違うじゃん。
『あ、これか』みたいな瞬間がちょこちょこあるの。それが楽しくて。
でも、それが一個あると、また次までちょっと間が空く。

そうですね!

次がまた出てくるんだけど。まだ出てない?

でも、分かります。

ブローとか、全部、技術全部!もちろんシャンプーも

毎日あります!

毎日ある? すごい。それ、すごいいい答えだわ。

この感じって自分だけなのかなと思って。でも共感してもらえるかもしれないですけど、毎日あるかもしれない。

でも分かる分かる。言ってること分かる!

毎回違うカットをするので。同じって言われても、勝手に試してたりとか。より良くなるようにっていう感じでいつもやってるから、発見はいっぱいあります。

その瞬間が気持ちいいんだよね。『うわー、気持ちいい』って。やっぱこの話出てよかった。
私の感覚論だけど。


07|「流行っちゃダメだよ」——今も残る、先生の言葉

そうだ。じゃあ、私の大事な言葉を教えてあげようか。さっきのバズる話だけど。
28歳くらいかな。ほのちゃんは、今何歳?

25の代?

25の代です!

その時に、すごい焦ってた。デビューして、25、26歳で。
30歳を前にした時に、なんか焦って。私はやっぱり売れたいってずっと思ってたし、有名になりたいってずっと思ってるタイプだったから。
周りの同世代の子たちが雑誌とかに出てきて。友達じゃないよ?パッて見て、『これ誰?』って思ったら、『え、年一緒ぐらいじゃん。1個下じゃん』とか。ちょっとずつ下の子が出てきた時に、結構焦りがあって。
でも、それを人には言わなくて、自分の中で思ってることだけだったんだけど。
先生がね、青山店の時に、スタッフルームで何か会話してたんだよね。『本当に頑張りたくて』とか言って話したら、『流行っちゃダメだよ』って言われたの。

言われたことないです!

『流行っちゃダメだよ』って。私は、流行りたい、売れたい、バズりたいって思ってた。ちょうどバズるっていうワードが世の中に出てきた頃で。
だからバズりたいと思ってたけど、先生が『ダメダメ、バズったらダメだよ。バズらないで、着実にやった方がいいよ』みたいな。それだけだったの。
その言葉だけだったんだけど、その時は『バズりたいのにな。先生がそう言うんだったら』って思って。
でも、その言葉をもらってから自分の中ですごく考えて。結局、流行り物って廃るから、流行ったら終わりだよ、っていうことを言いたかったんだろうなと思って。
流行らずに、着実に成果を成し遂げて、コツコツやっていったらいいんだよ、ってことを言ってくれた。
それで、自分の中ですごく引っかかってたものがなくなって。『もう、この人を信じて、目の前の仕事を真面目にやればいいかな』って思ったら、余計な焦りがなくなって。
そこからトントントンってスピーディーに上がったね。
その言葉は私の中で、今でもすごく大事にしてる。宝物の言葉。
流行りたい気持ちとか、売れたい気持ちはあるんだけど、『ずっとやってたら売れるっしょ』『ずっとやってたら、あっち側から話来るっしょ』っていう気持ち。
でも、それは待ってるだけじゃいけないから、自分でアクションしなきゃいけないけど。
流行りたいとか、売れたいっていう気持ちから来る焦りは、無駄じゃないけど、でも無駄だなって。焦ってるんだったら、目の前のことを楽しんだ方がいいし。
美容業界でずっといる重鎮みたいな方が、私は憧れてる存在だから。
『流行らなくていいや』ってなった。
私がいろんな言葉の中で一番大切にしているのが、先生からもらった言葉で。
川島会長とのインタビューもあったんだけど、スニップスタイルの企画で、会長と2人で話したの。その時に質問されて、逆に私もナビゲートされて。
『先生に言われた言葉で、印象的な言葉は何ですか?』って。いろいろあるけど、やっぱり『流行らないで』っていうこの言葉が一番、自分の中に残ってる。それをプレゼントする。

ありがとうございます。

あとは?


08|学生だった小林さんが、スタイリストになるまで

美容学生だった私がスタイリストデビューして、私の成長したところはありますか?

この間、たまたまストーリーを見返した時に、ほのちゃんがデビューした時の……違う違う。
自分のリールとかストーリーが今ぐちゃぐちゃのままだから、別に整理整頓しないんだけど。見た時に、ほのちゃんの成人式の時の着付け……

卒業式です!(笑)

卒業式、ごめんごめん。来てくれた時のやつが出てきて。
あれを見るたびに感動しちゃうし。たまたまこの話が来てから見返したタイミングで、それが出てきたから、『うわ、LOOK Mag.の対談、私泣くかもな』って思うぐらい、ほのちゃんは私にとってかわいい存在だから。
学生の時から、お客さんとしての顔は知ってるけど、学生時代にどういう生活してたかとか、細かくは知らないし。どういう技術をやってたかとか、技術レベルも別に知らない。
でも、一人の美容学生の女の子がうちを志望して入って、たまたま同じ店舗で働いて。冒頭にも言ったけど、成長しか感じないし。
こんなに芯が強い子だって、学生の時に来てた頃は思わなかったし。自分の中でもびっくりしてる。
ちゃんとデビューしてるっていうことが。いろんな子を見てきてるから。『頑張りたいです』って言ってる子たちほど、やっぱり辞めちゃって、今はいなかったりするから。
なんか、美しすぎる流れで。私にとって、ある意味キーパーソンなんだろうなって思うし。
でも、すごく思うのが、先生のアシスタントでせっかくONEに来て、一緒に何か月間か働いてたけど。私は私でサロンワークしてて、同じフロアにいても関わる瞬間って少なくて。もっと関わりたかったんだけど。
先生は先生で忙しいし、私は私で忙しい。しかも、今うちのお店はツーフロアだから。
これが青山店だったら、多分もっと濃い、ほのちゃんのアシスタント時代、先生のアシスタント生活を一緒に過ごしたかもしれないけど。
フロアが違うところで働いてたから、そこはちょっと私の中で悔いというか。

でも、それはしょうがないですよね。

それが現実なんだなっていうのはある。

もうちょっと私に余裕があれば、先生のアシスタントとしてアシストを一緒にする瞬間もあったと思うんだけど。
でも、うちの中堅たちが先生のサポートをしてるから、その子たちから、ほのかの技術レベルの話をよく聞いてた。
『ほのちゃんどう?』って聞いたら、『いや、うまいっすよ。ブロー全然できてますよ。先生にも任されてますよ』って。
同じ店内なのに、誰かから聞かないと分からないっていうのは現実だったんだけど、成長を感じてた。
成長はいっぱい感じてるから、すごく応援したいし。
今思い出したんだけど、先生のアシスタントとして来る前。
ちょっと前後しちゃうんだけど、伊東さんのメインアシスタントとして、1回社内の展示があったんだよね。スタイリストに向けた。
その時に、ほのかが伊東さんのアシスタントとして表舞台に出る瞬間だったんだけど。
多分、セミナーとか、いろんな地方にも行ってると思うんだけど。
外部講習で伊東さんの横にほのかがいるっていうことは知ってたけど、目の前でその光景を見た時に、すごいうれしくて。
なんなら私はできなかったの、伊東さんのアシスタント。
伊東さんのアシスタントをする手前で、ONE青山に異動しちゃったから。
自分の中で、伊東さんのメインアシスタントになってやるっていうのが、入社当初からの夢だったけど、それが叶えられなかった。
それを、私のところに通ってくれてた女の子が成長して、伊東さんの切ったウィッグをブローして仕上げてっていうのを見て、あの瞬間が一番、私は感動したかな

失敗しましたけど(笑)

ブロー失敗してたけど(笑)
でも、それを堂々と全スタッフの前で『失敗しちゃって』って言っちゃうほのかも愛くるしいし。
切磋琢磨して頑張ってるんだなって。

期待以上の子だったっていう感想かな。
期待はもちろんしてたけど、期待以上のことをしてくれてるから、これからも楽しみ。
別にプレッシャーは与えないけど、いろんなことを成し遂げていってほしい。
もう一個、一番の成長。SNS。インスタでスタイルを上げるじゃない。何年目ぐらいからかな? 2年目とか?

カラーモデルからです。

「カラーモデルしました』『何ちゃらやりました』って、最初はカリキュラムのチェックレベルの感じだったけど。
デビュー手前ぐらいからかな。最近は特にそうだけど、ほのかの作るスタイル、かわいい。今っぽい。普通にうまい。
ちゃんと捉えられてる。ピントが合ってる、今の時代に。
それを見て、『センスもあるんだな』って。そういうのは、働いてる時には見えてないから。
半年ぐらいしか一緒に働いてないから、まだ技術を吸収する姿しか見てなかった。
自分から発信してる自分のスタイルとか、これからほのかのアイコンになっていくと思うんだけど、『ほのか、うまいわ』って思う。カラーリングがうまいかな。
カットも、もちろんうまくないとうちはデビューできないから。あと、写真の撮り方とか。一枚の写真ですごく感じるものがあるから、やっぱりセンスあるんだなって思った。
だから、私も頑張らなきゃって思った。成長してるよ。本当に。お世辞抜きで、それを伝えたかったんだ!

うれしいです!!!

ずっと『ほのか、うまくなってる。やばい、やばい』ってなってた。

やばい、やばい。うれしい(笑)

私も頑張らなきゃ、やばいっていう。ダブルやばいかな(笑)。
頑張って。いいよ、そのままで。何も心配してない

プライベートの話は……

最後に?

プライベート興味ないんでしょ?

興味ありますよ。

何だろう。バスケとかですか?

来てよ!

行きたい気持ちはめっちゃあります。楽しそうって思うんですけど、バスケに触れたことがないんです!

バスケ触れたことない子たちとやってるよ。全然。

そうなんですか? じゃあ月曜日休みがあれば行きます!


09|これから、どんな美容師になりたい?

唐突だけど今、ほのかの夢は?

今の夢ですか? そういうの難しいです!

これ、別に私から聞いてもいいんだもん。対談だから。夢は?

えー、待って!(笑)

夢も大きいのは分かってるけど。見てる人たちが面白いってなるように。ほのかは何が得意なの? 何が好き?

今、それを見つけているところです!

うん、全然いいと思う。見つけて。じゃあ、何が得意な美容師になりたい? 今探してるかもしれないけど、どういう美容師になりたい?

さっきのバズるじゃないですけど、今の時代的には一個に絞って、それだけを発信していった方が、多分バズるっていうか、一旦売れるじゃないですか。売れるか分からないですけど。でも、それは嫌で!

そうした方がいいのかな、みたいなのを今考えてる?

はい。本当は嫌です!

何が嫌なの? いっぱいしたいんでしょ?

はい。

私もずっとそういうタイプ。だったら、やらなくていい。やった方がいいのかもしれないけど。

そうですよね。それをやった後に何か見えてたら頑張れるかもしれないけど!

自分がテンション上がらないことはやらなくていいよ。テンション上がることをやった方がいい。
今は修業の時?じゃないけど、そういう時期かもしれない。
私だってマルチがいい、全部やりたいから、そのスタンスでいいと思うよ。
でも、自分の世界観だけは作った方がいい。何か一個に特化したいって思わなくても、全然いいと思う。

ちょっとそれまとめてもらって、最後に夢!

夢ですか? 夢はちょっと難しいです。売れたいです!

どこが目標値? トップスタイリストなのか、シニアなのか、ディレクターなのか。そういうランクじゃなくても、別に売れるでもいいけど。

ランクっていうよりかは、まだちょっと『売れたい』しか考えてないです!

それがもうちょっと具体的だといいよ。数字でもいいし。
じゃあ、まずはバリバリスタイリストになる。

はい!!!

目の前の小さな目標が必要だから。それでやってると思うんだけど。

まずはバリバリスタイリストになる。ですね!

そう。まず近い目標ね!

美容師になりたいきっかけとか、なんで美容師になったかっていう話は変わっちゃうから、怒られちゃうんだけど。どうなりたいか、どういう感じになりたいとか、あんまりないの?

でも、有名にはなりたい!

ヘアショーに出たい!

ヘアショー出たい? じゃあ、それ一番いいじゃん。それを目標に、まずは伝える。それは目標でしょ!

そうですね!

目標設定がふわっとしすぎてる。あるんだろうけどね。多分、言葉にするのが得意じゃないタイプだから、あれだけど。

はい

夢に向かって頑張ってください!

夢に向かって頑張ります!!

では最後に、私から一言。ほのかはそのままで全然大丈夫だと思うから。持ち前の明るさもあるし、技術もうまいから。
ずっと一緒に働きたいので、一緒に頑張っていきましょう。よろしくお願いします。

はい。よろしくお願いします。

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PEEK-A-BOO AVEDA アトレ恵比寿
PEEK-A-BOO新時代を担う”LOOK mag.”初代編集長