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Home > LOOK at me! > 自分をもっと“好き”になれるヘアスタイルを一緒に作りあげます! by 涌波 茄生

2023.09.09

須賀 真之介

自分をもっと“好き”になれるヘアスタイルを一緒に作りあげます! by 涌波 茄生

今回のLOOK at me ! は諦めたら試合終了の精神でお馴染みのなんでも頑張る青山店 涌波茄生さんと若手のお兄さん的存在のNEWoMan新宿店 熊野裕麻さんとの対談です。

デビューして、3年目を迎えるの涌波さんが世代の近い先輩、熊野さんに聞いてみたいこととは!?普段では聞けないぶっちゃけトークも盛りだくさんです。

是非、最後までご覧ください。

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今日はありがとうございます。
宜しくお願い致します。
突然ですが、熊野さんの夢ってなんですか?

いきなりすごいのきたね。(笑)
僕の夢は、〔熊野のスタイル〕だなっていうのがわかるようなスタイリストになる事!
かな?
PEEK-A-BOOの熊野じゃなくて、まず前提に〔熊野のスタイル〕があってサロンはPEEK-A-BOOなんだねってなるような人になりたい!ってずっと思ってる。

流石ですね!
でもわかります。その気持ち。
今の質問の流れで聞きたいんですけど、熊野さんのInstagramとかみててPEEK-A-BOOっぽいスタイルと、いい意味でPEEK-A-BOOから逸れてるスタイルが見てて面白くてすごく参考にしているんですけど、そのスタイルを作る上で大切にしている事ってありますか?

最初の質問であるように、PEEK-A-BOOらしいスタイルを作ることも大切にしているけど、”自分らしいスタイル”を作る上で大切にしていることは、普通のスタイルにプラス1つ自分らしさを入れるようにしてるかな。
刈り上げだったらいき切っていたり、ワンレングスだったらどこかにポイント持ってきたりとか、なんか普通とは違うバランスを作るように考えてるよ。

なるほどですね。
それは普段から心掛けていることですか?

もちろん普段から考えているよ。
あとはやっぱり、お客さんをカウンセリングしてても人それぞれ何かしら問題があったり、自分で納得いっていないところがあるはずだから、それをめちゃくちゃ話して聞きだすようにしてる。
ここをどうしてるとか、ここをどうしたいとかめちゃくちゃ聞いて寄り添ってから、プラス1つ”自分らしさ”を入れるようにしてるかな。

僕は人間観察が好きなんですけど、街歩いてる人とかで良い髪型している人を見てインプットするようにしていて、それをもとに自分のスタイルを作る上でインスパイア受けたりしています。熊野さんが髪型を作る上でベースになってるものとかありますか?

確かに人間観察とかも大事だと思うけど、アニメとかも結構参考にするかな。
アニメってありえない髪型とか多くない?(笑)
絶対しないような長さの残し方とか色の組み合わせとかがあるから、アニメとか漫画は凄く参考にしてる。
わりと映画とかは実在している人だからありえそうな髪型をしているけど、アニメのキャラクターとかを参考に全く同じものとかではなくて、そこから人にフィットする部分を考えてスタイルを作るかな。

そうなんですね。アニメは意外でした!
熊野さんの年代でもPEEK-A-BOOの中では若手の年代になると思うんですけど、熊野さんは僕の中では若手代表なイメージがあって、これからスタイリストになる人やアシスタントの子達に思っていることはありますか?

美容師として、1つ大切なのは集客の部分だと思うんだけど個人の集客だと限界もあると思うので色々な場所や色々な経験をして、色々な出会いをした方がいいと思うな。
僕がスタイリストになりたての時は、めちゃくちゃ飲みに行ってて色んな人に出会ってたから、僕はお客さんの幅が広くて、若い人もいるし、全然自分より年上の人もいるし、平日休みの人や土日休みの人もいてジャンルもバラバラなお客様がいるよ。

そうなんですね。やっぱり出会いって大切ですよね。
確かに土日だけ混みがちですね!

土日だけ忙しくてバタバタしがちだし、平日が暇なのも、もちろん嫌だからたくさんの平日に来てくれる様なお客様を掴むことも大切だよね。
だから、色々な場所で色々な人と出会うのがまずは大切だよね。

そうですね。
なんでも、出会いがないとはじまらないですよね。(笑)

逆に僕から質問しても良いですか?

はい。

これからバリバリやっていくために、自分なりに準備している事とかありますか?

それは、集客とかのことですか?

うん、集客とかなんでも、例えばSNSとかなんでも自分が上がっていく上で頑張ってる事はなにかある?

今は特に頑張ってる事はSNSですね。いろいろ研究して考えてやっています。
それだけではもちろんダメだと思っているんですけど、SNSで集客できている人と集客できていない人のそこの差をしっかりと分析して、自分のSNSに反映してそこからお客さんとして来てくれるようなお客様も取りこんでいけるようにしたいと頑張っています。
後は、PEEK-A-BOOのお客様は、長年来ていただいてるお客様が多いのでそこのお客様に認められるような技術力を付けていきたいと思っています。

SNSは結構もできってるじゃない?カットリールとかも出ててスタイル写真も上がってて。
実は、SNSは苦手で、だからこそ後輩の子達にいろいろ今流行ってるものとかを聞いて勉強するようにしてるんだよね。要するにアシスタントをもっと巻き込んでいくともっともっと良いよね。僕たちが来て欲しいお客さんて、20歳位の若いアシスタントの同年代位の人たちじゃない?だから、そういったところにも目を向けるといいと思うんだよね。

そうですよね。ありがとうございます。
質問良いですか?
僕は、青山店で熊野さんは新宿店でエリアが違うと思うんですけど、これから新宿エリアで1人の美容師としてどういう風になっていきたいとかは、ありますか?新宿エリアは僕はあまり行かないので、お客様の層とか雰囲気が分からないので熊野さん的にはそこも含めてどん風に感じていますか?

質問のスケールが大きいね。(笑) 
新宿エリアって今すごく変わってて、NEWoManができたときに、こっちのエリアがすごく盛り上がったの。だけど、まだ新宿ってコンサバな感じだったんだけど、最近は歌舞伎タワーができて、あっちはライブハウスがあったり色々なエンタメ施設があったりとかして、若い子がめちゃくちゃ増えたんだよね。
派手な格好している人とか、おしゃれな人が新宿にめちゃくちゃ増えた。そういう人達に、新宿にPEEK-A-BOOがあるのをまず知ってもらって髪を切りに行こうかなってなるようにしていきたい。
それを認知してもらうのは、果たしてSNS なのかっていうところがあるよね。(笑)
店長と何かイベントやりたいなとも話している。ヘアーショーやったりとかヘアーブースやったりとかして、もっと新宿にお洒落で若い人達集まるようなイベントしていきたいなって考えてる。

そうなんですね。エリアによって雰囲気も違うから課題や目標も変わってきますよね。
熊野さんは早稲田美容専門学校でカット講習(授業)をしたりして美容学生に興味を持ってもらうような活動っていうのをしてると思うんですけど、まだまだ美容業界では今流行ってる美容室とかに入りたいっていう美容学生が多いと思うんですよ?
そういった人達がPEEK-A-BOOに興味を持ってもらえるような活動って何か他にあったりすると思いますか?

多分PEEK-A-BOOって素晴らしい先輩たちが多すぎて、そのイメージがすごい強く感じるんだけど、それは何でか考えた時に、自分も含め若い人たちがもっとアピールして活躍する人たちが少ない気がする。
でも、PEEK-A-BOOは若い世代にもたくさんのチャンスがあると思うんだよね。例えばアシスタント時代にヘアーショーに出れたり、表参道コレクションに若手が出たりとか美容師に向けた外部講師だったりとか、たくさんのチャンスをもらっていると思うんだよね。
でもそういうところに積極的に挑戦する若い世代がまだまだ少ないんだと思う。
だから、結局偉大な先輩たちが露出していて、そのイメージが強くなっているから、ちょっとハードルが上がってしまったりとかしてしまっている気がする。

そうですよね。自分ももっと積極的にいろんなところに顔出していくべきだとは考えています。

もっとたくさんチャンスがあるから、本当は挑戦できるはずなのにしていない現状がPEEK-A-BOOの若い世代が盛り上がらない理由で、それを見た美容学生は、他のサロンに目がいってしまうことがあるよね。

そうですよね。僕もこれをきっかけに、コンテストや自分ができる範囲で若い世代に向けて発信していきたいと思います。

僕はPEEK-A-BOOに入社したいと思った理由っていうのは、お兄ちゃんが美容師なんですけど、PEEK-A-BOOを受けて落ちたんですよ。
お兄ちゃんてなんだかんだで尊敬してるし、自分の中でお手本になってることって兄弟がいるとわかると思うんですけど、そのお兄ちゃんが受からなかったPEEK-A-BOOってどんなところなんだろう?っていうことがきっかけでPEEK-A-BOOに興味を持って受けました。それから、美容学生の時に先生のヘアーショーを見てこんなかっこいいサロンあるんだと思ったのと、同時にこんな年齢の上の人たちが活躍する会社ってすごいなと思ったんですよ。

確かに!!!

普通の会社員だったら、定年退職してるような世代の人たちが大勢の人たちの前に立って輝いている姿をみて憧れて入ってきました。
そんな素敵な職場であるこのPEEK-A-BOOは、熊野さんにとってどんなところですか?

僕にとってのPEEK-A-BOOは毎日一緒にいる仲間がいるし、切磋琢磨するライバルもいるから家みたいな感じでありながら、なんか合宿してる様な感じが常にしているな。たくさんの素晴らしい先輩がいて、めちゃくちゃ技術を教えてくれる人もいれば、僕のことを思って、ちゃんと怒ってくれる人もいてすごく暖かい場所だなと思っています。
それと同時に、若い世代にしっかりチャンスを与えてくれる会社であるなって思う。
実際に昨年は表参道コレクションに出させてもらってるしね。

そうでしたね。表参道コレクションはどうでしたか?

いや、めちゃくちゃ緊張したよ。(笑)
緊張しすぎて、前髪まっすぐ切る時に手が震えすぎてハサミが収まらなくて、ちょっとモデルさんのおでこにハサミを押し付けながら切らせてもらったのを今でも鮮明に覚えてます。でも結果的にめちゃくちゃ楽しかったし、すごく自分のためになったって感じてる。
それと、同時に美容学校に授業も行ってるからそこの美容学生からの反響も大きかった。学校行った時に、美容学生に「1番かっこよかったです」「1番ヘアーショーしてました」とか言われてすごい嬉しかった。だからやっぱりPEEK-A-BOOは1番カットでステージを魅せることができる会社だなって、改めて実際の声を聞いて認識できたかな。
見せ方はそれぞれサロンによって違うと思うけど、僕がPEEK-A-BOOに入社して美容師として大切だと思うのはカットというのが昔からあるから、こういう経験ができたことには本当に感謝しています。

そうですね。熊野さんみたいに僕も若い世代の人の目標になれるように、これからもっと頑張っていきたいです。今日はありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。これからは、若い世代の僕たちがPEEK-A-BOOを盛り上げられるように一緒に頑張っていきましょう!

はい。がんばります。


あとがき

世代が近い若手スタイリストの2人がこれからのPEEK-A-BOOのために色々考えていたり、自分の近い未来について悩んだりしているのを間近で見て、誇らしく思いました。年齢が近いから同じ目的や目標を共通認識しやすく切磋琢磨できるのかなと…感じました。

必ず明るい未来が待ってる!そんな雰囲気を醸し出している2人にこれからも注目していきたいです。

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shinnosuke suga

PEEK-A-BOO AVEDA アトレ恵比寿
PEEK-A-BOO新時代を担う”LOOK mag.”初代編集長