Home > LOOK at me! > LOOK at me! -Juki Sakamoto-

LOOK at me! 今回は恵比寿店 坂本樹紀とGINZA SIX店 関直樹の対談です!

入社当時、同じ店舗で働いていた2人。当時のことを思い出しながら、スタイリストデビューしてからの悩みや将来の目標に

ついて楽しそうにトークしていました!最後まで是非ご覧下さい!

デビューしてどう?

デビューして半年くらいなんですけど、スタイリストってこんな感じなんだなって言う感じで過ごしています(笑)

そうだよね、なりたてってそんな感じだよね。あっ、スタイリストになっちゃった〜って感じだよね。あっという間に毎日が過ぎていく感じ!

そうですね。
そこも含めてデビューして最初の頃とか今もそうですけど、カウンセリングとか接客とかの部分を聞いていきたいと思っています。関さんは、仕事を見ててそこのところがすごく印象に残っているので、教えて頂きたいです。

ある程度自分の基盤とか、ベースができないと人をカウンセリングできないのよ。引き出しが多くないと相手に対して返せる言葉がないとカウンセリング能力が身につかないよね。
それを学べたのがアシスタントで行っていた高澤さんの外部講習だったかな。カットの技術というよりも髪型を構築していくためのノウハウを相手に伝えるための伝え方を学ぶ事ができたなと思う。相手がこうしたいからどうすべきかを答える術を勉強できて、それがカウンセリングには生きてるのかなと思う。

それが今のカウンセリングの基盤になっているんですね。引き出しを増やすのが大切なんですね。関さんのスタイルはフォルムが綺麗でニュアンスが柔らかい感じなものが多いと思っていたのですが、その、ルーツというのはそこからだったんですね。

それが全てではないけどその要素のひとつだと思う。師匠のスタイルに似てくるよね(笑)

 そうですね!(笑)

ずーっと同じスタイルを切ってて、それがひとつベースになって、色々な人での似合わせができてきたんだよね。ウィッグとか切ってる?

アシスタントの時ほどは切れてないですね。(泣)
お客さんに向き合う時間は増えてきたのでそこに集中するようにしています。

そうだよね。
でもデビューしてからウィッグを切ると、このお客さんをこうしたらどうなるだろうとか、自分のスタイルが一辺倒になりがちで、得意なスタイルを押し付けてしまうようになってしまうからそれをなにかしら考えながら、坂本君が今思うかわいいを見つけていった方が良いよね。
僕も今でもそれは続けてることだよ。
色々な骨格や髪質に対応できるようになれれば、自分がバージョンアップしたなって感じることができるよね。

技術にこだわってバージョンアップしていく事が大切なんですね!!!

得意なスタイルがあっても時代が変わると古くなったりするからね。そこを感じさせないようにするのと、それが引き出しになって、カウンセリングにもいきてくるよね。
どんなお客さんが多いの?

ショートかボブの方が多いですね。
ロングだとカラーだけの人が多いので提案が難しいですね。

ロングって色か、顔まわりの作りしか他社との違いが出せないから自分の中で変えれるポイントを探して提案できた方がいいね。

顔まわりのカットとかを自分のインスタグラムとかで増やしてて、そういうのをみせながらできればいいと思ってます!

そういうツールがあるといいよね!

ロングのお客様が来た時にどうやって切ろうかなって考えてしまいます。
シャンプーしながら考えてカラーしながら考えて毛先整えますねって言っちゃったり、、、
それを切り込めるようにするためにも講習とかにも行きたいです    
YouTubeとかはめっちゃ見てます。

講習は呼ばれるの待ってても来ないから自分からお願いしないと!
先生がよく言う教えることは学ぶこと!教えることって自分の技術を 1 教えるとしたらそのバックグラウンドに 10 の教えることがないと教えられないから、講習行った時に先輩のスタイル以外の引き出しを聞けるからすごい勉強になると思うよ!

10個くらい蓄えがないとですね(汗)

美容学生とか、はちゃめちゃなこと聞いてくるから、でもそれって一般のお客様にも通ずる部分があるから、そんなことわからないんだーと思いながら優しくおしえたりすると
意外とお客様もじゃあそのスタイルでとかなるんだよね。カウンセリングの時はどう言うところに気をつけてる?

カウンセリングはまず悩みからスタートしてこの長さでとは聞かずに、こう言う雰囲気を聞いて、ライフスタイルとか機能的なことを聞いていきます!

一番よくないのがどーしますか?と委ねちゃうことだよね。女の人ってさ、雰囲気やイメージで来るからボブって見せられても意外に長さとかじゃなくてその柔らかいテクスチャとかだったりするじゃん
大事なのはそのなりたい雰囲気やイメージ。
今どんな気分なのかをカウンセリングで重要視すればそんなに間違わないとおもう。
僕はお客さんの要望 4 に対して自分の提案 6 くらいにしてるよ。最初イメージを聞いて、髪を見て悩みを引き出して共感を得ると半々になるから、今日こう言う風にしてみません?って言うと、それにしますって言ってくれることが多いかな。
悩み人の話をきいて共感すればこっちの提案を聞いてくれる。
イメージを聞いたあとの共感する作業をすれば自分がやりたいことを受け入れてくれるからそこに坂本君らしいスタイルができるんじゃない?

かなりいい話を聞きました!そういうところでお客様の距離を詰めたいです!
話してて楽しいから来てくれるとかじゃなくて、そういう技術ありきの接客がしたいです!
今、関さんに完全に僕が接客されてます笑

まだ25歳だったらまだ自分色ってあまりでないじゃん!30歳くらいになってくると自分のスタイルとかやりたい方向性とか好きなものの色がでてくるから、今は雑色でいいんじゃない。ただ自分の好きなバックグラウンドは忘れちゃいけない。自分のバックグラウンドがあって雑色していくから自分の好きなものがより濃くなってくる。
それがブレブレになったらただのつまみ食いになっちゃうから笑

広く浅くタイプですね笑
なんでもとりあえずお願いしますみたいな感じですね。
ほんとはもう遊びに行ったりしたいんですけど、なかなか。
あと当時の、僕たちの印象はどうでしたか?

だいたい同期って仲悪かったりするけど
すごい仲良かったよね。元気があるイメージ。接客業をする上でひとに愛されるって大事だよね。
素直さと思いやりがあれば接客業ってすごいスキルが備わってることなんだよね。
愛されキャラだよね?いじられキャラ?
入社当時はぽちゃぽちゃだったけど最近は痩せてかっこよくなってて洗練されてきたな。(笑)

ありがとうございます!めちゃくちゃ太ってましたね。(笑)
でも当時は大変でしたけど楽しかった思い出ですね!
関さんっていい意味ですごい一定なイメージなんですが、お客様によって自分を変えたりしますか?

変えたりはしないけどテンションは上げたりするよね。しゃべったり喋らなかったり。
緊張してくるお客様もいるからそういう人には僕はカチッと見られてがちだから変なこといって笑わせたりとかして緊張を解いてあげたりとかはするかな。

ぼくブレブレで笑
変えてるつもりでも側からみたらぜんぜん変わってないみたいな時もあります笑

あるよね!でも毎ネタは用意してるよ。僕は家庭があるから子どもネタで笑わせたり、楽しい話をして最初の掴みにするよ!

AVEDAに移動したじゃないですか?その理由とかはありますか?

なんか環境をかえたかったっていうのはあったかな。並木通り店に10年いたんだよね。だから、環境を変えたかったっていうのはあるよね。環境が変わればリフレッシュできるかなって思ったから。

確かに僕は10年まだ働いていないのでわからないですが、環境を変える事は大切かもしれないですね。

あとは子供もいるから思うけど、AVEDAは自然界由来なものを使っていて安心安全で言うことがあって環境対策とかも取り組んでいて、関心を持てたんだよね。

ケミカルなものを使っていたAVEDAに移行するときに商材の違いから難しさを感じたんですけど、お客さんへのアプローチはどうゆう風にしていますか?

ケミカルな物は手触りがよくなるよね。
自然界由来のものは、香りが良いじゃない?女性のお客様って、気分によって香りで選んだりするから、まずは香りから取ってもらって、気に入って頂けたら、効果効能まで説明していけたらいんじゃないかなと思う。
男の人は育毛とかに興味があると思うから香りが気になることはないかもだけどね(笑)

流行りの物になると手に取ってもらうのは難しいと思っていて、ずっと変わらずある、いい物に興味を持ってもらうのが難しいなと思います。

まずは良さを知ってもらうだけでもいいよね!

そうですね!最後に次の僕の節目は30歳で、数字的なことだけじゃなくて、家族で来てくれるような美容師になりたいです!30歳までにそういうお客様の層を増やしていきたいです!

家族って自分で一番身近な大切な存在だから、そこを安心して任せてもらえるのは嬉しいことだよね!
感謝の気持ちを忘れないで一生懸命仕事していればお客様はついてきてくれると思うよ! 
あとは大家族の長男という愛らしさがあるじゃない!笑 その笑顔があれば大丈夫だよ!

ありがとうございます!これからも感謝と笑顔を忘れずに頑張ります!

sns:
read more
sns:
read more
by beauty salon
lookmag.peek-a-boo.co.jp