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『パッドマン 5億人の女性を救った男』|ひとりの想いが世界を変える感動の実話映画レビュー

更新日:2020.10.20

記事の前編はこちら

『ホテル・ムンバイ』|極限のテロに立ち向かった人々の実話映画レビュー

『ホテル・ムンバイ』は2008年にインドで実際に起こった同時多発テロを描いた衝撃の実話映画。極限の状況で描かれる“人間の誇りと愛”をリアルに描いた一作を美容師がレビュー。

出典:SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INC

パッドマン 5億人の女性を救った男
原題:
Pad Man(2018)
ジャンル: 社会派ドラマ/実話ベース
上映時間: 137分
監督: R・バルキ
主演: アクシャイ・クマール

はじめに

あれ、いつの間にかすごい入り込んでしまった”——そんな映画を観たことはありませんか?

ノンフィクション映画は、実際に起きた出来事を通して、現実の重みや人間の強さ、社会が抱える問題をリアルに伝えてくれるジャンルです。

パッドマン』もまさにその一作。社会の常識に立ち向かいながら、たったひとりの思いが大きな変化をもたらす過程が描かれています。

「生理」「衛生」というインドではタブー視されてきたテーマに正面から向き合いながら、観る者に強烈なメッセージを投げかける感動の実話映画です

あらすじ

インドの田舎町で暮らすラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、新婚の妻が生理中に不衛生な布を使っていることを知り、ショックを受ける。

彼女を守りたい一心でナプキン作りを始めた彼は、村の人々から奇異の目で見られ、ついには追放されてしまう。それでも諦めずに研究を重ねた彼は、ついに安価で清潔なナプキンを大量生産できる機械を発明する。

この小さな挑戦が、やがてインド中に広がる“衛生革命”の第一歩となっていく——。

印象に残ったシーンと感じたこと

最も印象に残ったのは、ラクシュミが実験のために自分でナプキンを使ってみる場面。

痛みと羞恥心、そして孤独を乗り越えてなお、妻を思い続けるその姿に胸を打たれました。

“愛”がここまで人を動かすことができるのか、と感動せずにはいられませんでした。

美容師として気になった部分

この作品はファッションやメイクを楽しむ映画ではありませんが、ラクシュミの姿勢や佇まい、目の輝きに注目しました。

彼の成長とともに、表情や動作がどんどん洗練されていく過程が丁寧に描かれていて、外見と内面の変化がリンクしているのが印象的です。

この映画を通して感じたこと

文化や習慣が異なっても、「誰かの役に立ちたい」という想いは世界共通であると感じました。

社会的偏見や無理解に対し、行動をもって問いかけ続けた主人公の姿は、観る者すべてに勇気を与えてくれます。

「正しいことのために声を上げる」ことの意味を、改めて考えさせてくれる映画でした。

視聴できる配信サービス

Netflix(地域によって視聴可)

※配信状況は2025年時点の情報です。最新情報は各配信サイトでご確認ください。

あとがき

『パッドマン』は、インドの“リアル”な社会課題に切り込みながらも、エンタメとしても心地よく観られる傑作ノンフィクション映画です。

NetflixやAmazon Primeなどの配信プラットフォームで気軽に観られる今、ぜひ多くの人にこの物語に触れてほしいと思います。

小さな勇気が、世界を変える」——そんな力を信じたくなる映画です。

📌 こんな方におすすめ

  • ちょっと勇気をもらいたい人
  • 実話ベースの感動作が好きな人
  • 社会問題に興味がある人

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