◎ハーフスイングとは?
肩より上まで振り上げる フルスイング に対し、ハーフスイングは胸の高さあたり(時計の3時〜9時の位置)までしかクラブを上げないスイングのこと。
実はこの動作こそが、ゴルフにおいて最も重要な部分とされています。
◎ハーフスイングの目的と重要性
フルスイングのように大きく振ってしまうと、クラブの扱いが難しくなることと、上手く芯でボールを捕らえることができないので、思わぬ方向に飛んで行ったり、飛んだり飛ばなかったりと距離感が合わないというミスが出やすくなります。
そこでまず、半分の振り幅のハーフスイングで打つことで、大切なインパクトの前後というのを上手く打てるように練習することが、ゴルフにおいて非常に重要なのではないかと考えています。
また、グリーン周りでのアプローチなど、小さい振り幅で短い距離を打つ練習にもなります。
プロのツアー選手が、プロを目指している研修生時代に半年以上この練習しかしなかったという話もあるくらい大切な部分で、このハーフスイングを完璧に習得することがゴルファーにとって賞金を稼ぐために必要とされているので、別名「ビジネスゾーン」とも呼ばれています。
◎動画のポイント
ここではハーフスイングの練習をする時に意識していることを4つ挙げています
1.まずはハーフスイングなので左腕が地面と平行になる位置まで上げること
2.手でクラブを持ち上げるのではなく肩を右に回すようにして体を使って振り上げること
3.クラブのフェイスがどこを向いているのかを確認しながらスクエアにインパクトするように意識すること
4.ボールを上げようとするとすくうようなうちかたになるのでボールを上げようとしないこと
◎まとめ
「小さなスイングでまっすぐ打てなければ、大きなスイングでもまっすぐ打てない。」
地味に見える練習ですが、ゴルフ上達の近道はここにあります。
まずはコツコツとハーフスイングを習得し、安定したショットを身につけましょう。