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タイ・チェンマイ|首長族とゾウに出会う夢を叶える旅レポート

更新日:2020.02.18

文・写真

渡邉 真理

Mari Watanabe

自然と伝統文化が色濃く残る、タイ北部の街チェンマイ。
今回の旅は「ずっと会ってみたかった首長族に会いたい」という夢を叶えるもの。象とのふれあい体験や、現地グルメ、温かな人々との出会い…バンコクとはまた違う、ゆったりとした“心ほどける時間”が広がっていました。

そんなチェンマイの魅力を、旅の記録とともにお届けします。

チェンマイってどんなところ?

タイ北部に位置するチェンマイは、バンコクに次ぐタイ第2の都市。
かつてランナー王朝の都として栄えたこの街には、今も旧市街の城壁跡や歴史ある寺院が点在し、タイの中でも特に“ゆったりとした時間”が流れる場所として人気です。

自然が豊かで山岳民族の文化も色濃く残り、象とのふれあいや、ナイトマーケットでの食べ歩き、伝統工芸体験など楽しみ方もさまざま。
観光都市としても整っていて、初心者の海外旅行にもぴったりな癒しの街です。

11月には幻想的な「コムローイ(ランタンフェスティバル)」も開催され、世界中から観光客が訪れます。

✈️日本からチェンマイへのアクセス方法

✅ 関東(東京方面)から行く場合

東京(成田・羽田)からチェンマイへの直行便は現在ありません
そのため、以下のような乗り継ぎが一般的です。

  • 成田 or 羽田 → バンコク(スワンナプーム国際空港)
  • バンコクから国内線(タイ・スマイル航空、バンコクエアウェイズなど)で約1時間20分 → チェンマイ国際空港へ

フライトのトータル時間はおおよそ8〜10時間、乗り継ぎの待ち時間によって前後します。

✅ 関西(大阪方面)から行く場合

関西国際空港(KIX)からは、タイ・ベトジェットエア(Thai VietJet Air)がチェンマイへの直行便を運航中(週4便)。
直行便の場合は約6時間で到着できるため、関西圏からは非常にアクセスしやすいのが特徴です!

また、費用面でもLCCの活用で航空券が比較的安く手に入りやすいのも魅力。

📝 その他のルート

名古屋・福岡などからもバンコク経由でチェンマイに行けます。

また、タイ国内の長距離列車(夜行列車)やバスでバンコク→チェンマイも可能(所要10時間〜)ですが、時間に余裕がある旅向きです

🌟チェンマイの魅力とは?

チェンマイは、豊かな自然と古都ならではの文化、そして人々のあたたかさが魅力の街。
“癒し”と“刺激”が共存するこの街では、訪れる人の数だけ楽しみ方があります。

今回は特に、「🐘象とのふれあい」と「👑首長族との出会い」という2つの目的を軸に、チェンマイを巡りました。

🌿 自然の中で心をほどく

チェンマイの周囲は山や森に囲まれ、のどかな風景が広がっています。
ハーブ園や滝、温泉など、都会では得られないリラックス体験ができるのも魅力の一つです。

🐘 今回の旅の目的①:象とのふれあい体験

自然保護の施設で象と過ごす時間は、まさに癒しそのもの。
餌をあげたり、水浴びを手伝ったり、森を一緒に歩いたり…ただ“見る”だけではないリアルな距離感がありました。
ゆっくりとした時間の中で、大きくて優しい存在に心がほどけていきます。

🏯 歴史と文化が息づく街

チェンマイ旧市街には、700年以上の歴史をもつ寺院や、かつての王国・ランナー王朝の文化が色濃く残っています。
街歩きをしているだけで、仏教の息づく穏やかな空気に触れることができます。

👑 今回の旅の目的②:首長族との出会い

どうしても叶えたかったのが「首長族の村」への訪問。
実際に話を聞き、工芸品に触れ、暮らしの一部を体感することで、ただの観光では得られない気づきがありました。
真鍮の輪を重ねて生きる誇りと美しさに、胸を打たれます。

🧑‍🎨 暮らしに根づく手仕事と温もり

チェンマイでは、人々の穏やかな気質と素朴な手仕事の美しさに出会えます。
ナイトマーケットやローカルショップでは、刺繍、陶器、ハンドメイド雑貨など、土地の文化が詰まったアイテムがずらり。

🍛 体も心も満たすやさしいグルメ

カオソーイやローカルスイーツなど、チェンマイのごはんはどこかやさしい味わい。
屋台や小さな食堂で気軽に味わえるのも嬉しいポイントです。
旅の疲れをふっと癒してくれる料理たちに、自然と笑顔がこぼれます。

👑憧れの出会い・首長族の村を訪ねて

首長族って誰?暮らしや文化を学ぶ

同じ人間でも、国や文化の違いによって異なる生き方があることに興味がありました。テレビで見たことのある首長族に、実際に会ってみたい!という思いがずっとありました。

📍首長族の村へ行く方法

首長族に会える村「Long Neck Karen Village」へは、チェンマイ市内から車で約30分〜1時間ほど。ツアーで行くのが安心でおすすめです。

👉 Google Mapで場所を確認する:Long Neck Karen Village

ついに首長族と対面!

村に到着すると、畑や高床式の家々が立ち並びます。そして念願の首長族の方々と対面!

写真も一緒に撮らせてもらえて、テレビでしか見たことがなかった彼女たちに実際に会えて感動!

真鍮のリングをつけさせてもらいましたが、意外とかなり重いんです。

首長族の美意識とファッション

首長族の女性にとって、首が長いことは美しさの象徴。さらに、原色の刺繍やフリンジ付きの衣装、髪飾り、腕や足のバングルなど、ファッションもすごくおしゃれ。

髪型はショートヘアやまとめ髪が多く、作業の邪魔にならない工夫もされています。

声が小さい理由

写真撮影のお願いをした際、皆さん声がすごく小さかったのが印象的。 ガイドさんによると「首を長くすると声帯も伸びるため、自然と声がか細くなる」そうです。なるほど!

本当に首が長いのか?

実際は、首が伸びるというよりも、真鍮リングで肩が下がることで“首が長く見える”とのこと。 写真で比べても、肩の位置が明らかに違いました!(私は全力で首を伸ばしてました笑)

首長族の暮らしと現状

現在はチェンマイとミャンマー合わせて3〜4万人ほどが暮らしています。

男性は狩猟、女性は畑や織物をしながら生活。 村ではスカーフやアクセサリーなども購入できます。私は首長族の真鍮と同じ金属で作られたネックレスをゲットしました!

最近ではリングをつけない女性も増えてきているとのこと。見られる今だからこそ、訪れる価値があります!

🐘ゾウに乗る夢を叶える

動物の中でも一番好きなゾウ。その穏やかさと力強さに惹かれ、ずっと「ゾウに乗ってみたい!」という夢がありました。

ゾウのアートショー

まずはツアーに含まれていたゾウのショー。なんとゾウが鼻で絵を描くんです!

力強くて器用な鼻使いにびっくり。しかも上手!

念願のゾウライド

象使いさんと一緒に、ついにゾウの背中へ!

思っていたよりも高く、不安定なので前の手すりをしっかり持つ必要がありましたが、川を渡ったり、寄り道をしたりするゾウに癒されながら、かけがえのない体験になりました。

最後には象使いさんへチップを渡します(タイは基本チップ文化です)。

🧳私の旅行に欠かせない持ち物5選

1.現地っぽくなれる服装

ナイトマーケットで買ったサルエルパンツとアクセサリーで、気分もUP&写真映えも抜群!

2.両手が空くバッグ

カメラもすぐ取り出せて便利&防犯にも効果的。

3.サンダル

暑いタイでは歩きやすくて快適!

4.中国語:

タイでは英語よりも中国語が通じる場面も。私は中国語が話せる友人と行ったのでとても助かりました。

5.Wi-Fi(たまにだけ使う派)

常に繋がってなくてもOK!道は現地の人に聞くのが楽しい◎

タイのナイトマーケット
https://runbkk.net/chiang-mai-night-market

🍹旅の疲れを癒してくれるもの2選

1.マッサージ

タイはマッサージが有名で、タイ古式マッサージはじめ、足つぼだけの簡単なものまであります。リラックス系というよりは、指圧系のマッサージなので、好みが分かれます!

値段安いので、わたしはお店を変えて毎日マッサージを受けていました!

2.タイビール

チャーンビールとレオビールはタイで有名なビールです!チャーンはタイ語でゾウという意味。せっかくなので日本でなかなか飲めないビールを飲みたいですよね!旅行の際は是非これで乾杯!

🍨おすすめデザート2選

🍨マンゴーかき氷

マンゴーかき氷


タイは暑いので、冷たいシャーベットは美味しい!マンゴーも有名なのでぜひ!

他のご飯も100円〜しっかり食べれるところもあるので、食事の楽しみもありますよ!

🧁ロティ

ロティ

屋台で100円ほどで売ってるタイの伝統スイーツ!日本でいうクレープみたいな感じです!
練乳や、ココナッツミルクをかけても◎

✍️あとがき

バンコクの都会感やアユタヤの遺跡とはまた違い、チェンマイは自然とアクティビティが豊富で、現地の文化や人々の暮らしに触れるにはぴったりの街でした。

今回の旅では、ずっと会ってみたかった首長族との出会いや、象とのふれあいなど、タイならではの特別な体験を通して、忘れられない思い出がたくさんできました。

写真や映像では伝わらない“空気感”や“人の温かさ”を肌で感じることができたのは、何よりの旅の収穫。チェンマイは、初めてのタイ旅にもおすすめできる、癒しと発見にあふれた場所です。

タイ旅行を考えている方は、ぜひチェンマイも候補に入れてみてくださいね!
それではまた、次の旅でお会いしましょう🌿

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