僕は神奈川県の出身で、幼い頃から川や海が身近にある環境で育ってきました。


父親の影響もあり、週末はよく釣りに連れて行かれていました。その頃から自然の中で全てを忘れて魚と向き合う時間は1番好きな時間でした。
まさか大人になってもこんなに釣りの魅力に取り憑かれているとはこれっぽっちも思っていませんでした。

中国の昔からの有名な言葉に『一生幸福でいたければ、釣りを覚えなさい』というものがあります。
これを初めて耳にした時、すでに釣りの面白さに取り憑かれていた為、今後の人生が豊かになる自信が湧いてくるほどとても共感したのを鮮明に覚えています。
釣りには面白い要素がいくつかあります。
一つ目は道具に凝り出すとキリがないということ。
僕が普段行っているルアーフィッシングは基本的にロッドと呼ばれる釣竿、リールと呼ばれる糸を巻く機械、ルアーと呼ばれる擬似餌を使って釣りをしています。

釣具には様々なメーカーがあり魚種や釣り場のシチュエーションによって使い分ける必要があり、各メーカーの技術を振り絞って毎年新しい道具が発売されます。
また釣りに行った帰りには道具を一度分解してメンテナンスをしたりもします。ルアーも様々な種類のものがあり、歴史あるものから限定発売されたレアなものまで、これを海で投げたらどんな魚と出会えるのだろうか、これをあそこで投げたら絶対に釣れるだろうなど釣具屋に並んでるルアーを見ながら想像を膨らませるだけでお会計の金額もみるみるうちに膨らんでいきます。(笑)

ほとんどの男性が好むコレクション、カスタム要素が満載なのです。
二つ目はロケーションです。
僕は今となってはほとんど海に行くことが多いです。

海はやっぱり、果てしなく続く水平線に向かって思いっきり投げるのがなりより気持ち良いですね。普段通い慣れた海に行っても良し、長期休みを使ってまだ自然の残る離島や地方の海に足を運び、東京とはかけ離れた場所に身を置き何もかも忘れることができるあの瞬間も堪りません。



長期休みを使って行く遠征の際は、事前に仲間と居酒屋に集いGoogleマップの航空写真を広げながらどこで何を釣るかを話し合い、それに必要な道具を揃えて車で向かう道中のワクワクMAXな感じも最高です。
最後はやっぱり釣れた時の興奮が1番大きいですかね。
釣れなかった時がどんなにあろうがそんな事どうでも良くなります。(笑)

その時の季節や天候、潮回り、地形や流れを読んで釣った1匹は、もう先輩に怒られた昨日のことなどはるか彼方に吹っ飛んでいきます。(笑)
ちゃんと反省してからいつも吹っ飛ばしてます。(笑)
アシスタント時代などキツいなと思った時に僕は釣りに行ってリセットしていたからこそ乗り越えて来れたような気がします。現代社会はストレスと隣り合わせと良く耳にしますが、僕は幸運にも良いリフレッシュ方法を身につけていたのでストレスを抱え込まず生活できています。みなさんも趣味を探して自分なりの解消方法を見つけてみてください。

よって冒頭に紹介した『一生幸福でいたければ釣りを覚えなさい』という言葉はその通りだと僕は思います。(笑)
最後に、Tシャツのボブマーリーもビックリのスズキを載せておきます。(笑笑)
