家を出発してサービスエリアで
かき揚げそばを食べエネルギー充電。
家を出発してサービスエリアでかき揚げそばを食べエネルギー充電。
2024.05.11
ウルトラライトハイキング
”百の頂きに百の喜びあり”
深田久弥(ウィキペディアからリンク)
こんにちは。NEWoMan新宿店の半田知也です。
今回は北アルプスの燕岳(つばくろだけ)から大天井岳(おてんしょうだけ)を経由して常念岳(じょうねんだけ)まで2泊3日で縦走してきました。
表銀座縦走路と常念山脈縦走路のミックスコースです。
Day1
中房温泉登山口〜燕山荘〜燕岳
コースタイム5時間15分
Day2
燕山荘〜大天井岳〜常念小屋
コースタイム7時間
Day3
常念小屋〜常念岳〜一ノ沢登山口
コースタイム5時間20分
Day 1
中房温泉登山口-燕山荘-燕岳
AM 2:30
家を出発してサービスエリアでかき揚げそばを食べエネルギー充電。
AM 6:00
いつも北アルプスは遠いなぁと思います。
今回は縦走登山で下山場所が異なるため、ここから乗合バスに乗車して登山口である中房温泉を目指します。
パッキング
35リットルのバックパックに食料、テント、寝袋など全て入ってます。
ウルトラライトって何?と思われる方もいると思いますので補足しておきます。
UL登山とは、「超軽量な荷物でハイキング(登山)を楽しむ方法論のこと。具体的には、テント泊で、水・食料を除いたザックの重量を4.5キログラム以下にすること」
なるべくミニマムにウルトラライトな精神でいきます。
AM 7:35
人気の登山口なので混んでました。
登山届を提出
いつも北アルプスは遠いなぁと思います。
今回は縦走登山で下山場所が異なるため、ここから乗合バスに乗車して登山口である中房温泉を目指します。
A.M 8:00前に登頂開始
今回は縦走のため入れませんが、こんな内湯になってます。
気を取り直して登山開始です。
AM 8:00~
合戦尾根は北アルプス三大急登と言われていて標高差約1260mをいっきにあがります。
直登が続くためハードです。
第一ベンチ到着
こちらは第一ベンチ。
人気の山域だけあって整備が行き届いてます。
久々の山なのでペースが上がらず…
きのこが大量です。
いつもきのこ見ると写真撮ってしまう癖が…
AM 11:00
ここで小休止。
夏はスイカが食べれるので早速いただきます。
疲れた体に染み渡りますね。
AM 11:15~
小屋を過ぎると登山道も様変わりして白い花崗岩の岩場になります。
大きな岩がゴロゴロとしていて足上げがきつい。
体力をもっていかれます。
山荘まではもう一息
これから歩く稜線が見えてます。
景色が見えると元気になりますね。
PM 1:30~
燕山荘とは:北アルプス燕岳(つばくろだけ)2763mの頂上稜線にある山小屋です。創設は1921年(大正10年)、アルプスでも有数の歴史ある山小屋のひとつ。収容人数650人というビッグハウスです。
テント場
カラフルで楽しい。
いつも人の使ってる道具を見ちゃいますね。
ここで思わぬトラブルが発生しました。
テントを張ろうと受付にいったところ今日は満員とのこと。
予約制だったのを忘れてました。
しかたなく小屋泊にチェンジ。
テンション下がったけど小屋の居心地のよさに、もうどっちでもいいやと開き直った(笑)
ランチタイム
山小屋価格の1,500円。
山でちゃんとした物が食べれるのはすごくありがたい。
連れはハヤシライスを。
何度も言いますが小屋泊最高ですね。
少しゆったりしてから燕岳を目指します。
イルカ岩
イルカ岩発見です。
ほかにもゴリラ岩、メガネ岩、ライオン岩などがあります。
山頂周辺を探しながら散策してみてください。
燕岳
花崗岩の白さがまるで天空のビーチのよう。
雲が丁度きれて姿を表してくれました。
頂上に到着
燕山荘より30分で到着しました。
燕岳頂上からの絶景。
燕山荘から槍ヶ岳までの大パノラマです。
1日目終了
初日の目的を達成したのでまたビールのんで小屋でゆっくり寝ます。
山の朝は早いのでPM 11:00頃には就寝。
おやすみなさい。
Day 2
燕山荘〜大天井岳〜常念小屋
AM 3:30
重い体をなんとか起こして準備。
筋肉痛のダメージがかなりきてます。
真っ暗な中をヘッドライトで照らして歩きます。
AM 5:15
雲がすこし残っていて幻想的な景色が広がってます。
空が燃えているようです。
綺麗な雲海ができてました。
大天井岳に向けて
途中ずっと槍ヶ岳を見ながら稜線をいく贅沢なパノラマコースです。
表銀座最高
表銀座最高ですね。
ひたすら稜線を歩いていきます。
雄大な山岳美
ダイナミックな山容に圧倒されます。
燕岳方面
大分歩いてきたなと感じます。
大天荘に到着
今日のルートの半分は歩きました。
みな思い思いの時間を過ごしてました。
山の時間はゆったりとしていてリラックスできますね。
休憩
山価格の1,000円。
生が飲めるなんて贅沢すぎる。
大天井からの槍ヶ岳。
あんなに遠くに見えていたのにかなり近くまできました。歩いてきた距離を実感する瞬間ですね。
AM 9:15~
振り返ると大天井岳と大天荘。
すごい場所に山小屋つくったなぁと感心しちゃいますね。
絶景の稜線歩き
森林限界を越えているので高い樹木は一切ありません。
※森林限界とは:高さ3m以上の高木が生育できず、森林を形成できない限界線
北アルプスの場合はおよそ2,500mと言われています。
ハイマツと花崗岩の白さのコントラストが美しいです。
シャクナゲの群生。
なんか妙に好きなんだよな。
愛くるしい葉の形。
ラストスパート
雲が上ってきてます。
天気が崩れないことを祈って歩きます。
奥にみえるのが常念岳になります。
手前の横通岳をこえれば目的地。
ラストスパートです。
出発してから8時間半
常念岳もこんなに近くに。
出発してから8時間半かけてゴールが間近です。
PM 1:45~
乗越とは峠のことです。
目的地到着の心地いい疲れ。
明日、登る常念方面。
写真は頂上ではないですw
ここから頂上までは1時間15分の道のり。
途中は岩場が続きます。
常念小屋到着
日本アルプス常念小屋は、日本百名山の一つ 常念岳と横通岳の鞍部「常念乗越(のっこし)」に建てられた、100余年の歴史ある山小屋です。
北アルプスは人気の山域なので小屋の食事メニューも充実していて嬉しい。
ここでは牛丼をチョイス。
お肉やなまものは持ってこれないのでありがたくいただきます。
テントで昼寝
こちらがテント場。
けっこう混み合ってますね。
今回はローカスギアのクフタイベックというテントを持ってきました。
幕だけで450gという驚異的軽さのシェルターです。
槍ヶ岳
ゆったりした時間がながれてます。
2日目終了
夕食は簡単に塩ラーメンを。
2日目はこれにて終了。
おやすみなさい。
夜の気温は8度まで下がりました。
夏なのに冬みたいな寒さですね。
Day 3
常念小屋〜常念岳〜一ノ沢登山口
AM 4:00
おはようございます。a.m4:00 起床。
日の出と大町方面の街並みが見えます。
あまりに綺麗なので写真を撮りすぎてペースがあがらない。
山あるあるですね。
AM 4:15~
歩いてきた横通岳と常念小屋。
何度も登場の北アルプス名峰槍ヶ岳。
朝のモルゲンロートが綺麗。
この瞬間、山に行った喜びが味わえます。
モルゲンロートとは、登山者によく知られた言葉です。 ドイツ語のモルゲン(朝)とロート(赤)を組み合わせた言葉で、山に朝日が当たって赤く輝くシーンです。
常念岳山頂へ
見渡す限りの絶景です。
頂上
遠くに富士山も見えました。
天気が不安でしたがなんとか持ち堪えてくれました。
下山開始
今からあの遠くに見える街まで下るのだと実感。
下りは乗越からコースタイム3時間10分です。
さあ、もう一息だ。
川沿いを下る
3日間風呂なしなので顔洗ったりしてリフレッシュ。
沢の水は冷えていてとても気持ちいい。
下山途中
とんでもなく日焼けしているので木陰がありがたいです。
あと2.1km
かなり下ってきました。
あと2.1km。
旅のゴールも目前に。
下りは特に事故が多いので焦らず慎重に歩きます。
山の神に参拝
山岳信仰のなごりなのかな。
AM 11:00
2泊3日で天気にも恵まれてかなり充実した山旅を過ごすことができました。
とても満足の山行になりました。
ヘイタクシー!!
この後はタクシーを呼んで出発した穂高駅に戻りました。
5,740円なり。
下山後の爆食い(笑)2人でこの量を食べた。
こちらは北アルプスにきたらリピートしている
大町市の街中華 俵屋さん 餃子が絶品です。
長野に行くことがあればぜひ寄ってみてくださいね。
おすすめです。
これにて北アルプス縦走登山お終いになります。
長々と書きましたが読んでいただきありがとうございました。