November
21
Thursday
13°C Rain
Tokyo

share

Home > 私の〇〇旅行備忘録 > サウナ好きなの聖地の一つ【らかんの湯】

2022.05.15

須賀 真之介

サウナ好きなの聖地の一つ【らかんの湯】

言わずとも知れた佐賀県武雄市にある、サウナ好きの聖地。武雄温泉 御船山楽園ホテル【らかんの湯】を今回は紹介して頂きます。

SAUNACHELIN(サウナシュラン) 2019年グランプリを獲得し、未だなお進化し続ける聖地の魅力を存分に書いて頂きましょう!

自身が数多くのサウナを訪れた中で一番の「感動」を与えてくれた温泉施設。

日本中のサウナ好きがいま最も味わいたい施設なのは間違いないであろう。
佐賀県・御船山の自然を肌で感じながらの入浴はまさに至福の時間。

完全予約制で人数制限もされているのでゆっくり心ゆくまでサウナを堪能することができる。

またサウナとアートの新しい体験としてチームラボのアート群とのコラボ作品は御船山楽園の入り口や廃墟になった入浴場など至る所に作品は設置されており、それはまるで時空を超え異次元へと舞い降りた感覚に陥る。

残念ながら今回、宿泊は出来なかったのですが、日帰りの入浴だけでも十分に魅力を感じることができました。

HPより参照

四季を巡り、歴史を辿り、現在を愉しむ。

その言葉通り御船山楽園には長い歴史があり、1845年の江戸時代末期に当時の武雄領主 鍋島茂義氏が創り上げた壮大な池泉回遊式庭園です。
そうした長きにわたる自然と人との営みの中、1966年に誕生したのが御船山楽園ホテルです。

HPより参照

2019年7月に大浴場が男女共に全面リニューアル。
弱アルカリ単純泉で、透明で柔らかな湯ざわり。
肌触りがよく保湿性に優れており美肌の湯と言われております。
雑誌やテレビ、ネットニュースなどにすぐさま取り上げられサウナブームの一つとして全国のサウナーから注目を浴びました。

HPより参照

その人気の一つとして注目されているのが、らかんの湯のサウナ室の作りとロウリュにあります。
扉を開けると暗い室内。露天風呂から差し込む一筋の光が幻想的と一言。

温度90度とサウナーが1番好む室温に、サウナ内のスピーカーから御船山の森の環境音をLiveで流していて室内でありながらでも自然との一体感を感じれる空間づくり。そして自分で自由にロウリュできるセルフロウリュのシステム。

御船山の天然水と佐賀県嬉野産のほうじ茶の2種類を楽しめるというなんとも言えない贅沢感がたまらない。

HPより参照

また今回訪れた際、新しくできた薪サウナも体験できました。

建物の前で今治タオルを特注で改良した今治タオルマットを一枚取り中に入っていく。
数段ほどの階段があり、両脇に座るシステム。

奥まで進むと大量のサウナストーンにガラス張りの室内。まるでサクラダ・ファミリアの芸術のようなサウナ室。「これ、熱さで割れないの?」と少々心配にもなりましたが、心配はご無用。

贅沢にも2.5トンものサウナストーンに地元武雄の間伐材の薪を使い、御船山の地下水でロウリュができるというサスティナブルなサウナ。

温度は80度とやや低めではありますが、薪の火を見ながらガラス張りの天井から見える空、雲、星を眺めていると自然と汗が流れていく。

都会のサウナなどでは、なかなか体験できない素晴らしい経験でした。

そして水風呂へ。

HPより参照

らかんの湯の水風呂は外に設置されていて16度まで冷却した武雄温泉の源泉を使用。季節や外の環境によって温度も少し変化するのも魅力のひとつ。

HPより参照

そのまま外気浴スペースまでの導線も完璧。

露天の各所に配置された椅子やソファーに身を委ね、

目を閉じれば聞こえてくる鳥の囀り、木の葉が揺れる音が聞こえ、目を開ければ御船山の大自然や星空。まさに自然調和。

またらかんの湯には入浴中のも利用できる休憩所として新しく喫茶室も新設せれており、中に入るとここが温泉と忘れてしまうほどの作りに。
暖炉にととのい椅子、アメニティとしてデトックスウォーターや自家製塩プリン、かんころ餅と干しみかんと素晴らしいラインナップ。

すべてにおいて完璧なTHE BEST SAUNA 施設。佐賀県に訪れた際は是非一度。

【コメント】

今の現代ではSNSで人と人とのコミュニティを増やす時代になってきています。そんな中、僕自身サウナを通じていままで知り合うことがなかったいろんな職種の方々と出会い、そこで自分自身がいままで知らなかった事、より興味を持ったことが増えました。またサウナ繋がりで僕のお客様になってくれた方もいます。この記事を読んで少しでもサウナに興味を持っていただけると幸いです。

Weekly Ranking

shinnosuke suga

PEEK-A-BOO AVEDA アトレ恵比寿
PEEK-A-BOO新時代を担う”LOOK mag.”初代編集長