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会津若松|静かな田舎で味わう美酒と自然の3日間

更新日:2025.10.17

Writer. 杉本 光

文・写真

坂口 二葉

Tsugiha Sakaguchi

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9月の初め、東京から少し足を延ばして会津若松へ行ってきました。

友人に案内してもらいながら過ごした3日間は、静かで豊かな時間。自然も美味しいものも、日本酒もたっぷり楽しめた旅の記録です🍶✨

是非最後までご覧ください!

1日目|猪苗代から会津へ

出発

東京駅から会津若松へ。新幹線と在来線を乗り継ぎ、最後は友人の車で移動しました。
今回は初めてグランクラスに乗車!防音が効いているのかとても静かで、乗客もほとんどいなくて…お菓子を食べるのも気を遣うくらいの空間でした(笑)。特別感のある体験でした。

12:30 猪苗代駅に到着

福島に住んでいる友人が迎えに来てくれて、この3日間はずっとガイドをしてくれることに。本当に頼もしい存在!

13:00 ランチ@Lunch & Cafe Sunny

唐揚げランチプレート(約1,200円)を注文。
竜田揚げのようにさっぱりしていて、脂っこさがなくてとても美味しかったです。お塩が軽くかかっていて後味も爽やかでした。

15:00 サウナ体験

湖のすぐそばにある貸切サウナ Roots猪苗代Lake Area へ。
水風呂はそのまま湖!自然を全身で感じながら整う贅沢な時間でした。

ベンチも用意してくれていて大自然を感じました。更衣室やシャワー室も綺麗でアメニティも充実。シャンプーなどはエコストアのもので香りもよかったです。水着もタオルもレンタルがあり(持参も可)化粧水などのアメニティもあるので手ぶらで行けます!

普段あまりサウナに入らない私でも、大自然の中で水着で楽しめてすごく癒されました。貴重な体験!

• 貸切バレルサウナ(120分・4名)13,200円

18:30 宿泊

夜は会津若松市内にある友人の営むゲストハウスに宿泊。一棟貸しをしてもらいました。

mooi guesthouse(福島県会津若松市日新町10-17)

チェックイン16:00〜22:00 チェックアウト10:00

館内の注意書きが全部友人のイラストで描かれていて、どれも可愛い(笑)。七日町駅から徒歩10分ほどで、予約は宿泊サイトからも可能とのこと。電車の本数がそんなにないのでレンタカーがあると便利です。

19:00 夜ご飯

「居酒屋 天竜」(会津若松市大町2-5-15)でポテトフライ、馬刺し、クリームチーズ味噌漬け、唐揚げ、天龍煮込みを注文。特にポテトフライはバターの風味がしっかりしていて、外はカリッ、中はほくほく。

福島は日本酒が有名で、その中でも会津は、まさに酒好きにはたまらない場所らしい!

私はあまり詳しくないので店員さんのおすすめしてくれた『冩樂』 と『超濃厚ヨーグルト酒』を飲みました。会津の日本酒は本当に水みたいで気づいたら結構飲んでいました。

馬刺しと一緒に楽しめて大人の味を感じました。

2日目|喜多方から鶴ヶ城へ

8:00 朝ラー

朝は喜多方の「坂内食堂」へ。支那そば(890円)

土日は朝から行列必至の人気店だけど、この日は平日で、すんなり入れてラッキー!

福島といえば“朝ラー”文化。あっさり醤油ベースのスープに、もちもちのちぢれ麺。朝の体にじんわり染みわたる優しい味でした。

地元のおじいちゃんと肩を並べてすする一杯が、なんだか特別な思い出になりました。

9:30 道の駅でひと休み

お腹を満たして立ち寄った道の駅で、塩バニラジェラートを。小さな寄り道でもご当地の味を感じられるのが旅の楽しさです。

12:00 鶴ヶ城

会津若松のシンボル「鶴ヶ城」へ。内部は博物館になっていて、会津藩や白虎隊、新選組の歴史を学べました。入場料は520円。桜の名所らしいので春にも来てみたい!

歴史は詳しくないのですが分かりやすく友達が話してくれたので退屈しませんでした! 

14:00 田楽ランチ

「お秀茶屋」(会津若松市東山町石山天寧308)でこんにゃくや豆腐、餅の田楽を。

囲炉裏で丁寧に焼かれたお餅はふわふわで、甘辛い味噌がじゅわっと染みて最高でした。
懐かしい雰囲気の店内で、ゆったりとした時間を過ごせました。

15:00 足湯

東山温泉 足湯処」で旅の合間に癒しを。

会津若松の山あいに広がるこの温泉地は、歴史と自然に包まれた静かな湯の里。その一角にある無料の足湯は、気軽に立ち寄れて、旅の合間にぴったりの癒しスポットでした。

平日は誰もいなくて静かでとても良かったです。

ここは、奈良時代に名僧・行基が発見したと伝わる、1300年の歴史を抱く温泉郷にある場所。源泉かけ流しで熱すぎず、ぬるすぎない温度。

19:00 夜ご飯

夜は「居酒屋 楽天家」(会津若松市大町1-8-20)へ。

馬刺しや牛タン、にんにく揚げ、焼きおにぎりなどを注文。特に鮭とバターがのった焼きおにぎりは絶品でした。日本酒は「飛露喜」と「スノードロップ」を。

どちらも飲みやすく種類も豊富で、お店の人が丁寧に説明してくれるので安心して楽しめました。

3日目|馬焼肉と赤べこの地へ

12:00 馬焼肉ランチ

会津美里町の「肉の丸長本店」(福島県大沼郡会津美里町立石田古宮前甲423-4)で馬焼肉。
焼肉セット(桜ももカルビ、桜カルビ、牛カルビ):1500円

馬の焼肉は生まれて初めてだったのですが、脂が少なくてとても食べやすく、驚くほど美味しかったです。臭みもまったくなく、個人的には牛肉よりもあっさりしていて、食べやすいと感じました。

開店前から列ができるくらいの人気店。

ここでも馬刺しを食べました(^^)

派手さはないけれど、地元の人たちに長年愛されてきた味を感じられました。

13:00 ソフトクリーム

アイス牧場でソフトクリーム!『会津べこの乳 アイス牧場』福島県河沼郡会津坂下町金上字辰巳19-1 

べこの乳ソフトクリーム450円、 超濃厚な牛乳ソフトクリームでした

14:00 圓藏寺参拝

柳津町にある「福満虚空藏菩薩 圓藏寺」へ。赤べこ伝説の発祥地とされる場所で、長い石段を登った先の景色は圧巻。町の音も遠くなるような静けさに包まれ、本堂でしっかりお願い事をしました。

入場料や所要時間などの実用情報

無料 1時間

帰りには近くの「小池菓子店」で名物あわまんじゅうを。ふわっとした食感と優しい甘さが美味しかったです。

 お店の名前/場所(住所や最寄駅)

『小池菓子店』福島県河沼郡柳津町大字柳津字岩坂町甲206 

JR只見線会津柳津駅から徒歩約7分

 注文した料理

あわまんじゅう、わらび餅

1818年、日本三大虚空蔵尊の一つである福満虚空蔵尊が大火事に見舞われ、当時の喝巌和尚が二度と災難に「アワ」ないようにと御護符として配ったものが柳津の名物になったと言われています。

夕方 旅の締めくくり

最後は「会津酒楽館 渡辺宗太商店」(福島県会津若松市白虎町1)でお酒を購入。お目当ての「冩樂」は売り切れでしたが、「スノードロップ」と「会津娘」を手に入れて大満足。種類が豊富で配送もしてくれるので、気に入った日本酒をまとめて買えました。

まとめ

今回の会津若松旅行は、とにかく日本酒が美味しい! 普段お酒をあまり飲まない私でも飲みやすく感じました。その土地ならではの料理も多く、お酒と一緒に楽しめたのが良かったです。

ただ、お店の閉店時間が早いので、行きたいところは早めに回るのがおすすめ。お土産は道の駅もいいけど、果物はスーパーの方が安くて美味しかったです。

2泊3日でかかった費用はおよそ3万円。移動・宿泊・食事を含めて十分楽しめました。派手さはないけれど、地元の人たちに愛される味や景色が詰まった会津若松。静かで豊かな時間を過ごせる、また訪れたい場所になりました。

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hikari sugimoto

PEEK-A-BOO 原宿
見た目は美容師、中身はオタク