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*心がほどける、東京の小さな楽園|式根島で出会った癒しの夏旅

更新日:2025.11.01

Writer. 杉本 光

文・写真

伊藤 雨潔

Sayuki Ito

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私たち夫婦は海外旅行が大好きなのですが、コロナの時期に海外へ行けなくなってしまった頃、前々から友人にすすめられていた「東京都・式根島」へ行ってみることにしました。

そして、まんまとその魅力にどっぷりハマり…それ以来、毎年夏になると式根島に訪れるのが恒例になっています。

🌺 式根島ってどんなところ?

式根島は、東京都に属する伊豆諸島のひとつ。人口約500人の小さな島ながら、海・温泉・自然がぎゅっと凝縮された魅力的な場所です。

アクセスは、竹芝桟橋から高速ジェット船で約3時間
朝8時に出発すれば、お昼前にはもう島に到着。思い立ったらすぐ行ける、そんな身近な“楽園”です。

DAY 1|海と温泉と、地元の味と

🚲 島についたら、まずは海へ!

今回の宿は毎年お世話になっている「ひだぶん」さん。
チェックインしてすぐ水着に着替え、浮き輪を持ってレンタサイクルへGO!

式根島にはコンビニがないので、まずは商店へ。
立ち寄ったのは地元で人気の「みやとら」。

ここでの名物が「たたき丸」。魚のすり身で包まれたおにぎりで、素朴だけどやみつきになる味。のり弁や揚げ餅も買って、海辺でランチを楽しみました。

♨️ 天然の癒し「地鉈温泉」へ

午後は島の人気スポット、「地鉈温泉(じなたおんせん)」へ。
岩に囲まれたワイルドな温泉で、海と源泉が混ざる天然の湯。潮の満ち引きで温度が変わるため、自分で“ちょうどいい場所”を見つけるのが楽しい!

島の知り合いが毎年案内してくれて、入り方のコツも教えてくれるという、ありがたいご縁も。

🌙 夜は地元の人と宴会

夜はその方と一緒に、地元の食材を囲んでプチ宴会。
島の人たちの温かさに触れる時間が、何よりの癒しになりました。

DAY 2|新島への小旅行と再会

式根島と新島は連絡船で日帰り移動が可能。
この日は、新島に住む女将・ヤジーさんに会いに小旅行。

👉 ヤジーさんの民宿

温泉にも入り、新島の自然と人のやさしさをたっぷり満喫しました。

👉 島食堂マルゴー
👉 新島の温泉スポット湯の浜露天温泉

🌊 DAY 3|友人家族と海でのんびり

この日は、小学生の頃の友達とそのご家族と合流。
みんなで海に入り、のんびりとした時間を楽しみました。

この日もやっぱり「のり弁」を調達(笑)
旦那さんは念願の釣りができて、大満足の一日でした。

✂️DAY 4|感謝を込めて、カットの朝

最終日の朝は、お世話になった島の方々の髪をカット✂️
旅先でこうして美容師として恩返しできることが、何よりうれしい瞬間。

「また来年もここで会いましょう」
そんな言葉が自然と交わせるこの島が、大好きです。

🌅 おわりに

式根島は、美しい海や温泉以上に、人のあたたかさを感じられる場所
静かでのんびりとした時間が流れ、心がまるごとリセットされるような感覚になります。

海外に行けなかったあの夏に出会った、小さな東京の楽園。
これからも、毎年帰ってきたいと思える大切な場所になりました。

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hikari sugimoto

PEEK-A-BOO 原宿
見た目は美容師、中身はオタク