1. はじめに

「大阪・関西万博 2025 に行ってきました|夜のチケットでも大満足!」
こんにちは。アートディレクターのくりちゃんこと栗原貴史です。
2025年5月26日、仕事を終えて夕方17時から大阪・関西万博へ行ってきました。
この日は17時以降のチケット(3,700円)で入場。気軽に雰囲気を味わいたい方にはおすすめかもしれません。僕も直前まで時間が読めなかったので、当日にネットで購入しました(※事前にアカウント登録は必須!直前購入はおすすめしません…)。
アクセスは行きは電車、帰りはタクシー。驚きの新情報もあったので、時間を有効に使いたい方は必見です!
今回は、美容師という立場から感じた万博での体験や、感性を刺激された展示について書いてみます。これから行く予定のお客様の参考にもなれば嬉しいです!
2. 会場の雰囲気

「万博は夜がおすすめ?17時チケットで感じた空気感とファッション」
17時に入場しましたが、まだまだ明るく、日が伸びているのを実感。
会場全体は近未来と自然が調和した幻想的な空間で、「未来はゆっくりと、私たちの生活をやさしく変えていくのかもしれない」と感じました。
昼から夕方、そして夜へと移り変わる時間帯は、建物や演出の表情がドラマティックに変化し、とても美しい。
混雑はありましたが歩けないほどではなく、ライトアップや夕日を楽しめるこの時間帯は本当におすすめです。
(ちなみにこの日は約12万人来場していたそうです。今後さらに増えるかもしれないので、早めに行くのが◎)

ファッションは「動きやすさ+少しの個性」がうまく融合されたスタイルが多く、夏に向けては機能性のあるアイテムがマストになりそうです。
ちなみに、5月26日は最高気温が20℃ほどで少し肌寒いくらい。
日中に訪れる方は、日傘・アイスノン・首冷却グッズ・ファン付きウェア・日焼け止めなど、暑さ対策を忘れずに!
美容師としても、来場者のファッション・髪型の観察はすごく楽しかったです。
3. 印象的だった展示と感性の刺激

・大屋根リング|世界最大の木造建築に圧倒される
「多様でありながら、ひとつ」という理念の象徴。
今年3月には「最大の木造建築物」としてギネス世界記録にも認定された大スケールの屋根構造です。
圧倒的なサイズ感で、これは広角カメラ必須!
一周は約2km。ゆっくり歩くと1時間はかかるかも?さすがにランナーはいませんでした(笑)。
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・null2(落合陽一プロデュース)|時空を感じる鏡と音のインスタレーション

テーマ:「いのちを磨く」
https://expo2025.digitalnatureandarts.or.jp/specialsite.html
まずこの展示、完全予約制です。そして最大限に楽しむために、アプリの事前ダウンロードが必須!
アプリはこちら: https://expo2025.digitalnatureandarts.or.jp/appdownload.html
(僕はうっかり間に合わず…ちょっと後悔)
空間全体が鏡面になっていて、「見る」ではなく「感じる」空間。
過去?未来?それとも“いま”? 時間感覚まで揺らぐような演出で、“時空をデザインする”体験です。
映像、音、鏡…五感がゆがむほどの演出。

美容室もただ髪を切るだけでなく、“感情を整える場所”として進化できるのでは、と強く感じました。
一度で理解しきれる内容ではないので、事前の予習が本当に大事です!
移動中にこのページをチェックしてから行くのがおすすめです:
https://expo2025.digitalnatureandarts.or.jp/specialsite.html
・フランス館とDiorの展示|白のドレスと香りの記憶体験

Diorが手がける、視覚・記憶・ファッションの融合。
スケッチを再現した無数の白いドレスが空間を飾り、「デザインとは何か?」を静かに問いかけてきます。

最後に現れるオリーブの巨木は、生命力と美しさの象徴のよう。

“スタイルをつくる”という美容師の仕事の本質に立ち返らされるような体験でした。
https://www.expo2025.or.jp/official-participant/france
・各国パビリオン|カタール・UAE・アメリカ・ジャマイカ館など文化の美の体現

- カタール館・カナダ館・ポルトガル館・UAE・トルコ・アメリカ…建築や空間から「その国らしさ」がにじみ出ていて、各国の想いを感じました。
- ガンダム像は技術とロマンの象徴。最後にしっかり見送ってくれました!
- 万博マスコット・ミャクミャクの後ろ姿も人気(笑)
- ジャマイカ館では、あのボブ・マーリーと一緒に写真が撮れます。これ一番嬉しかったかも。

4. 美容師としての気づき
「デザインは心に残るもの。美容室も五感でつくる場所に」
- デザインとは“形”というより、“心に残るモノやこと”をつくるもの。
- 空間・香り・光・肌に触れる質感…美容室も五感で感じる場所として進化できるのではないかと改めておもおいました。最近今後の近未来で起こるであろう美容業界や世の中のことを考えれば考えるほど、今回の万博の体験は貴重なものに。
- 世界の“美のかたち”を感じることで、自分の提案やカットももっと自由で感覚的になると実感。そして自分の枠を決めているのは自分でしかないし、解き放たれて自由になることも時に大切だなと思います。
5. 万博に行く前に準備しておきたい持ち物

「万博の持ち物リスト|これがあれば快適!」
• 歩きやすい靴(僕は夕方だけでしたが1日18,000歩でした)
• モバイルバッテリー(写真・動画・地図アプリ用・パビリオン予約に必須)
• 日焼け対策(日傘・ファン付き服・日焼け止めなど)
• 羽織れる服(時期にもよるが、夜は肌寒くなることも、もしくは日焼け対策にも)
• QRチケットとアプリ(入場や予約管理がスマホ中心)
• 飲み物&軽食(フードエリアは混雑・売切も。すべて現金は使えません。会場にあったスシローが近未来的だった!)
• スマホ広角レンズ(大屋根リングは特に!)
• ウェットティッシュ、消毒グッズ、マスク(必要に応じて)
6. 公式マップの入手と使い方
「会場マップは印刷して持っていこう|スマホ節約にも◎」
公式Webサイトから会場マップ(PDF)をダウンロードできます:
そしてオフィシャルではないですが、こちらの地図本当におすすめです。
https://togetter.com/li/2542923
※印刷して持っていくのがおすすめ。スマホの充電節約にもなり、全体の位置関係を把握しやすいです。
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7. 新大阪から夢洲へのアクセス方法
①タクシーで行く万博|新高速道路で20分!快適ルート解説
②電車で行く万博|中央線延伸の夢洲駅までの乗り換えガイド
🚕 タクシー(超おすすめ)
• 新大阪駅 → 万博 西ゲートまで 約20〜25分
• 万博専用の高速道路(連絡路)を使えば渋滞知らず
• 料金:片道 約4,000〜6,000円(人数割りすれば◎)
• ただしこのコースを利用できるタクシーは許可証が必要なのでご乗車の際はご確認を!!
▶ こんな方におすすめ:
グループ/夜のライトアップ目当て/時短派/お子様や高齢者連れ
美容師的目線で、“時間の余白”が余裕をつくり、それがやがて美しさにつながる。
タクシーでその余白を買うという選択肢、体力的にも、気持ち的にも全然アリです。
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🚃 電車(一般的なルート)
1. 新大阪 → 本町(御堂筋線)
2. 本町 → コスモスクエア(中央線)
3. コスモスクエア → 夢洲駅(中央線延伸/2025年開業)
→ 徒歩で東ゲートへ(10〜15分)
所要時間:約50〜70分
料金:約500〜600円
▶ 万博の空気をじわじわ感じたい“体験派”にはこちら!電車の中から、万博に行く人たちのワクワク感がつたわってきます!
⚠️西ゲートはバス、タクシー 東ゲートは鉄道、自転車
自家用車では直接いくことはできないようです。なお自転車は事前予約が必要です。
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8. まとめ|美容師が感じた万博の価値とは
「万博は“未来を見る”より“今の感性を確かめる”場所だった」
万博は“近未来を見に行く場所”というより、“今の自分の感性”を試される場所でした。
美容室で日々「人」と「美」と向き合うなかで、どんなに技術が進んでも変わらないのは“つながり”と“感覚”。
そしてそれは、自分のフィルターを通して感じないと、何も始まらない。
そんな気づきをくれた、かけがえのない体験でした。
一度ではとても回りきれない…!また必ず行きたいと思います。
サロンでもぜひ、万博の話しましょう✂️🌍✨
失敗談
入口が東ゲートと西ゲートがあるのです。行きは東ゲートから。帰りは西ゲートからタクシーで帰るつもりが。。
荷物を東ゲートに預けてあるのを忘れてしまい、西ゲート直前まで行って戻る羽目に。。。会場の広さを感じた方はこの体験が最後に待ち受けていると思うとゾッとしますよね。是非みなさんはそんな体験しないでくださいね!!
最後にミャクミャクの人気の後ろ姿を貼っておきます
