あらすじ
全米トップクラスの音楽院に入学した若きドラマー・アンドリュー(マイルズ・テラー)は、学院内でも最も厳格で名高い指導者フレッチャー(J・K・シモンズ)に才能を見出され、彼のスタジオ・バンドにスカウトされる。
喜びも束の間、フレッチャーは常軌を逸した完璧主義で、アンドリューに対して怒号と暴力すらも辞さない指導を行う。
音楽に人生を捧げる決意をしたアンドリューは、次第に常人の域を超えた練習に没頭していくが……。
印象に残ったシーンと感じたこと
ラスト9分間、アンドリューのドラムソロ演奏シーンは圧巻。
手に血がにじむほどの激しい演奏、その熱量と緊張感は観ているこちらまで息を呑み、まばたきすら忘れてしまうほど。
フレッチャーとの“無言の対話”とも言える応酬の中で、音楽が支配する空気と、言葉を超えた表現が炸裂します。
「ここまでやるのか」と思わせる執念が、芸術と狂気の境界を突き破ってくる名シーンでした。
この映画を通して感じたこと
ただの音楽映画にとどまらず、「努力」「才能」「限界」「狂気」といった人間の本質を鋭く描いた作品。
フレッチャーの指導は明らかに暴力的で異常ですが、それでもアンドリューのように「本物になりたい」と願う者にとっては、通らざるを得ない地獄なのかもしれません。
J・K・シモンズの怪演が恐ろしくも魅力的で、見るたびに新たな感情が湧いてくる映画。
音楽や芸術の道を志す人だけでなく、何かに本気で挑んでいる全ての人に響くドラマです。
📌 こんな方におすすめ
- 音楽映画が好きな人
- 熱量のあるストーリーが観たい人
- 限界を超える努力に感動したい人
🎥 視聴できる配信サービス
✅ hulu
※最新の配信状況は各公式サイトをご確認ください。
あとがき
『セッション』は、音楽をテーマにしながらも、人生や人間の極限を描いた作品。
「本気で何かを極めたい」と願うすべての人に突き刺さる、魂のドラマです。
まだ観ていない方はぜひ、ラストの衝撃を体験してみてください。