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タイ・バンコク|ローカルも絶景も味わう刺激満載の旅レポート

更新日:2024.11.15

文・写真

坂本 樹紀

Juki Sakamoto

記事の前編はこちら

フランスの魅力に迫る|王侯貴族の世界と芸術に触れる優雅な旅レポート【後編】

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タイバンコク旅レポサムネ

その国を訪れた瞬間から、また帰ってきたくなる場所がある。

異国の喧騒、香り、食べ物、人々の笑顔。

そんな“また行きたくなる理由”が詰まった国、それがタイ。

今回は、PEEK-A-BOO アトレ恵比寿店 スタイリスト・坂本 樹紀が、4日間のバンコク滞在を通して感じたタイの魅力を、街・食・体験を通してたっぷりお届けします。

旅の計画の参考に、自分だけのタイ旅を夢見るきっかけに。ぜひ、最後までご覧ください

🟡 DAY1|バンコク到着と市内観光

ワット・ポー、ワット・アルン、チャオプラヤー川ディナーまで!

成田空港を早朝に出発し、タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港に到着。
到着後は空港直結のエアポート・レール・リンク(ARL)を利用して市街地へ向かいました。券売機では切符ではなくコインのようなチケットが出てきて、サステナブルなシステムにちょっと感動。

宿泊先は市内の便利な立地にある「The Continent Hotel Sukhumvit」。
静かで落ち着いたホテルで、最上階にはプール付きのバーが併設。観光の拠点にぴったりです。

施設名: The Continent Hotel Sukhumvit
住所: 413 Sukhumvit Rd, Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok 10110 タイ
公式HP: https://www.thecontinenthotel.com/
電話番号: +6626867000

🛕 ワット・ポーで涅槃像に圧倒される

バンコク市内観光の最初は、巨大な寝仏で有名なワット・ポーへ。
金色に輝く涅槃像のスケールに驚かされるのはもちろん、建物の装飾がとても繊細で、花びら一つひとつが手彫りされているという丁寧な造りにも目を奪われました。

周辺には「見猿・言わ猿・聞か猿」のような子どもの像もあり、どこかユーモアを感じられる空間です。

🌅 チャオプラヤー川沿いでワット・アルンを眺めながら一杯

川を渡り、チャオプラヤー川のほとりへ。夕暮れ時のワット・アルン(暁の寺)が夕日に照らされる姿はまさに絶景。対岸には屋台が並び、タイビールやクレープを片手に写真を撮る観光客で賑わっていました。

🍽️ ディナーは予約困難店「EAT SIGHT STORY」

ディナーはワット・アルンを眺められる人気のレストラン【EAT SIGHT STORY】へ。
トムヤムクン、サワガニのサラダ、春巻きなど、どの料理も抜群の味!川越しのライトアップされた寺院を眺めながらの食事は、バンコク初日の締めくくりに最高の体験でした。

LINEから予約できるので、早めの予約がベストです!

🌃 夜はヤワラート・チャイナタウンでローカルを堪能

夜はヤワラートチャイナタウンをぶらり探索。屋台や路地裏のマッサージ店などがひしめくエリアで、地元の活気が味わえます。
ふらっと入ったフットマッサージでは、30分みっちりやってくれて600円(150バーツ)という破格の安さ!

DAY1は観光・グルメ・ローカルをバランスよく詰め込んだ満足度の高い一日でした。
次は、リゾート感満載のラン島ビーチデーです🏖️🌺

🟢 DAY2|ビーチリゾート・ラン島で過ごすリラックスデー

この日はちょっと足を伸ばして、バンコクから日帰りで行けるリゾート地「ラン島」へ。
エカマイからパタヤまで約2時間半のバス旅(約530円=131バーツ)、そこからさらに船で約40分(120円=30バーツ)でラン島に到着します。

船はなかなか揺れるので、酔いやすい方はご注意を(笑)
桟橋もスリル満点で、なかなか刺激的な船旅です!

🏝️ ビーチが透明すぎる!おすすめは「Sang Wan Beach」

ラン島には複数のビーチがありますが、中心のメインビーチは混雑&客引き多めなので、静かに過ごしたい方は「Sang Wan Beach」へ!

細い桟橋を渡った先にあるこのビーチは、人も少なく、透明度抜群の海が広がります。

🍤 朝昼兼用のシーフードランチ

ビーチサイドの屋台で食べたシーフードランチ(約720円=180バーツ)は、プリプリのエビとスパイスの効いたタイ米が相性抜群!
こういうローカルフードが旅の本当の贅沢だなあと感じました。

なんだかんだこういうのが1番うまい

💆‍♂️ 帰りはスクンビットで定番マッサージ&ローカル食堂へ

バンコクに戻ってからは、日本人にも人気のワット・ポータイマッサージ スクンビット校で全身リフレッシュ。

その後は、安くて美味しいと噂の「イムちゃん食堂」へ。
今回の旅で食べたトムヤムクンの中で、ここが断トツで一番美味しかった!

🌊DAY2は、都会を離れて自然と海に癒された1日でした。
次はバンコク近郊のローカル市場体験へ!🛶📸

🟠 DAY3|ローカル市場巡り

メークロン線路市場&ダムヌン水上マーケット体験

3日目は、タイならではの“非日常”を感じられるローカル市場巡り。
SNSでも話題の「メークロン線路市場」と、150年以上の歴史を誇る「ダムヌン・サドゥアク水上マーケット」を訪れました。

🚃 メークロン線路市場

電車が通過するたびに「市場がたたまれる」!?

この市場の見どころは、本当に電車が線路ギリギリを通過すること
地元の人たちは慣れた手つきでテントや商品を一気に収納し、電車が通り過ぎるとまたあっという間に市場が復活!

市場では、焼きソーセージや照り焼き風の謎肉など激安グルメも充実していて、朝食がてらの食べ歩きが最高でした。

🛶 ダムヌン・サドゥアク水上マーケット

水路の上を行き交うボートで非日常体験

約80kmにわたり広がるこの水上マーケットには、観光客も地元の人も集まり、とにかく活気にあふれています
観光エリアでは、お土産やローカルフードを乗せたボートが行き交い、その場で購入&実食もOK!

おすすめは、ココナッツとビターチョコチップのロティ(タイ風クレープ)
船に揺られながらのスイーツタイムは格別です。

🌶️ 辛さMAX!今回一番辛かった料理

ランチで食べたガパオライスは、まさかの旅中いちばんの激辛料理でした(笑)
観光地価格で600円(150バーツ)と少し高めですが、ボリュームと味は満点。

🦀 ディナーは大人気店「ソンブーン・シーフード」で大満足

この日の夜ごはんは、タイを代表するシーフードレストラン【ソンブーン・シーフード】へ。
バンコク市内に8店舗を展開していて、高品質な海鮮と安定したサービスが魅力。

注文したのは…

  • 空芯菜のニンニク炒め
  • 安定のチャーハン
  • 名物の「プーパッポンカリー(蟹のカレー炒め)」🦀

どれも味が濃すぎず、海鮮の旨みをしっかり活かした一品ばかりで、“日本にも出店してほしい!”と本気で思えるレベルでした。
バンコクで海鮮が食べたくなったら、ここは外せません。

DAY3は、地元の生活と活気に触れるローカル×アクティブ体験DAY
観光地とはまた違う、タイの“日常”を感じられる貴重な1日でした!

次は、旅のクライマックス【DAY4】アユタヤ遺跡群へ⛩️🛕

🔵 DAY4|アユタヤ遺跡群を巡る歴史の旅

14世紀の古都アユタヤで時を超える体験を

バンコク滞在の最終日は、世界遺産・アユタヤ遺跡群へ。
14世紀〜18世紀にかけて栄えたアユタヤ王朝の都で、今もその壮麗な歴史の跡が残るエリアです。

🚃 電車でのんびり向かうアユタヤの旅

移動手段はタイの国鉄を使うルートを選択。
バンコクからは【旧バンスー駅(現・クルンテープ アピワット中央駅)】から出発し、片道約50分。

✅ 行き:14バーツ(約56円)
✅ 帰り:20バーツ(約80円)

アユタヤ駅に到着したら、渡し船(30バーツ)で対岸へ移動し、レンタサイクルを借りて遺跡を巡るのが定番スタイル!

※ 駅近で借りると70バーツ、渡った後だと100バーツなので、先に借りるのがおすすめです。

🛕 ワット・プラマハータートで“顔だけ”の仏像に出会う

割頭部が木の根に包まれた有名な仏像は、この寺院にあります。
1374年に建立された歴史ある寺院で、ビルマ軍の侵攻で壊された痕跡がそのまま残されています。

頭部だけが木の中に埋もれた不思議な姿は、まさに“自然と歴史の融合”。

📸 写真撮影の際は、仏像より低い姿勢でがマナーです。

🐘 象に乗って遺跡を巡る体験も!

アユタヤでは象に乗って寺院の外周を回るアクティビティもあり、
200バーツ(約800円)で気軽に体験可能

※ 料金は値切り交渉されることが多いため、事前に相場を確認しておきましょう!

バンコクから電車で1時間ほどで、こんなにも壮大な歴史に触れられるのは驚きです。
旅の締めくくりにぴったりな、心が整う静かな一日になりました。

🟣 Extra|旅のおすすめ!タイで買って良かったもの

コンビニ・ローカルで見つけたお得&便利なアイテム

旅の途中で「これ便利!」「安くてうまっ!」と思ったものを3つご紹介。
どれもコンビニや屋台で手軽に買えるものばかりなので、これからタイへ行く方は要チェック!

🧃1. 瓶タイプの「REDBULL」

価格:約40円(10バーツ)

タイの気候は暑くて湿度も高く、体力を消耗しがち。そんなときのエネルギー補給にぴったりだったのが、炭酸なしのREDBULL(瓶入り)

日本のレッドブルより味は少し甘めで、クセになる1本。

🥪 2. コンビニのホットサンド

価格:約120円(30バーツ)

セブンイレブンなどのコンビニでは、ホットサンドをその場で専用マシンで温めてくれるサービスがあります。
安い・早い・美味いの三拍子が揃っていて、旅の朝食にもぴったり。5個は軽く食べられそうな美味しさ!

🍺 3. タイビール(大瓶600ml)

価格:約252円(63バーツ)

旅の夜のお供に欠かせなかったのが、軽くて飲みやすいタイビール
銘柄は「Chang」や「Singha」など色々ありますが、どれもクセが少なくすっきり系で日本人にも馴染みやすい味。

僕は今回、宿と航空券など全て自分で手配してコーディネートした旅行でしたので帰国まで大変不安でしたが、終わってみると無駄なくスムーズにしかもリーズナブルにタイを満喫できました。

本当にタイはまたいきタイ国になりました。みなさまも是非自分流のタイ旅行楽しんでみてください!

⚫️ Final|旅を終えて

自分で手配して巡った、4日間の“また行きたくなる旅”

今回のタイ旅は、宿も航空券もすべて自分で手配した完全フリープラン
慣れない土地や移動手段への不安もありましたが、終わってみると、

  • 無駄なくスムーズに動けた!
  • 現地の“本物”が体験できた!
  • 費用もリーズナブル!

と、満足度MAXな4日間になりました。

✍️ あとがき

タイは、都会と自然、伝統とモダンが絶妙に混じり合った国。
観光地の華やかさだけでなく、ローカルの食、優しい人々、壮大な歴史遺産まで、心に残る瞬間がたくさん詰まっていました。

本当に、また行きタイ。
そんな気持ちを込めて、旅レポートを締めくくります。

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shinnosuke suga

PEEK-A-BOO AVEDA アトレ恵比寿
PEEK-A-BOO新時代を担う”LOOK mag.”初代編集長